日産自動車は12月21日、役員人事を発表した。
同社の製品開発を担当する副社長(EVP:Executive Vice President)の坂本秀行が、2018年1月1日付で、生産事業を統括するEVPに就任。
坂本は、チーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)の山内康裕に引き続きレポートする。
また、ルノーグループのユーラシア地域担当チェアマン兼SVP(Senior Vice President)を務めたデニス ル ヴォットが、1月16日付で、日産の北米マネジメントコミッティ担当チェアマン兼SVPに就任し、チーフ・パフォーマンス・オフィサー(CPO)のホセ ムニョスにレポートする。
坂本は、1980年に日産に入社。同社では、複数の車両開発主管を務め、Nissan PV第一製品開発本部担当執行役員、共通プラットフォーム&コンポーネンツアライアンス担当執行役員、生産技術本部担当常務執行役員など数々の職務を歴任し、2014年に、同社副社長に就任した。
今年度末まで、CCOの山内が製品開発を統括する。
ル ヴォットは1990年にルノーに入社。アフターセールス部門で数々の職務を経て、トルコでは新車マーケティング&セールス担当ダイレクターや、ユーラシア地域担当マーケティング&セールスVP、また、ルノー・ロシアではチーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)を務め、欧州およびG9担当のセールス&マーケティングVPを歴任した。
2016年に、ユーラシア地域担当チェアマン兼SVPに就任し、ロシア、トルコ、ルーマニア市場を中心に統括。また、2015年にルノーのマネジメント・コミッティメンバーに、2016年にアフトワズの取締役に就任した。