ナイルは6月1日、個人向けカーリースについてのイメージ調査の結果を発表した。
2019年に「車のサブスク」として注目を浴び、20年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で、車移動のニーズが増えたことなどで市場が伸びた「個人向けカーリース」。国民はどのようなイメージを持っているのか。ナイルでは、個人向けカーリースについて全国の男女2,162人を対象にインターネット調査を実施した。
【調査結果概要】
・個人向けカーリースを知っている人は47.1%
・カーリースを利用して良かった点「便利・手続きが簡単」「値段が安い」がそれぞれ27.1%
・今後カーリースを利用したい理由は「コスパが良さそう」が46.8%
今回の調査により、ここ数年で個人向けカーリースの認知度が上がっているだけでなく、経済的なメリットを含めた利便性が知られるようになっていることが判明した。しかし、車の使用年数は平均9年を超えることから、便利さを知ってもすぐに乗り換えるという行動を起こすのではなく、次回乗り換え時の検討になっていることが窺える。
【調査概要】
調査対象:全国の男女2,162人
調査期間:2021年4月18日~4月30日
調査内容:Q1.個人向けカーリースを知っていますか?/Q2.(カーリースを知っている方)いつ個人向けカーリースを知りましたか?/Q3.(カーリースを知っている方)カーリースを利用していますか?/Q4.(カーリースを利用している方)カーリースを利用して良かった点は何ですか?/Q5.(今後利用したい方)なぜカーリースを利用したいと思いましたか?
【調査結果詳細】
全国の男女2,162人に個人向けカーリースを知っているかどうかを聞いたところ、「知らない」と回答した人が52.9%、「知っている」と回答した人が47.1%という結果になった。
Q1で個人向けカーリースを「知っている」と回答した人に、いつ知ったかを聞いたところ、「3年以上前」に知った人が55.6%、「2年以内」に知った人が28.5%、「1年以内」に知った人が15.8%という結果になった。
Q1で個人向けカーリースを「知っている」と回答した人に、カーリースを利用しているかどうかを聞いたところ、「利用していない」と回答した人が88.9%を占め、「利用している」は11.1%のみであった。個人向けカーリースについては、ここ数年で徐々に知られるようにはなってきたものの、実際に利用している方はまだまだ少ないことが判明した。
Q3で「利用している」と回答した人に、カーリースを利用して良かった点は何かを聞いたところ、「便利・手続きが簡単」、「値段が安い」と回答した方がそれぞれ27.1%となっており、「値段が安い」という回答の中には、「頭金無しが嬉しい」「安いと感じる」などの意見が見られた。
「対応が良い」の20.3%の中には、「親身になってくれる」「対応が早い」などの意見があり、また、「その他」には、「ネットで見積りできる」「良い車に乗れる」などの回答があった。
Q3で「利用していない」と回答した人の中で、「今後カーリースを利用したい」という人に、なぜカーリースを利用したいと思ったかを聞いたところ、「コスパが良さそうだから」が46.8%、次に「便利そうだから」が18.7%、「様々な車種に乗れるから」の9.4%と続いた。