ナイルは「車検についての意識調査」についてインターネット調査を実施し、3月18日、その結果を発表した。調査は「車検を通したことがあるか」や「車を買い替えず車検を通すか」の判断基準などについて、自家用車を持つ全国の男女1,385人を対象に行った。
安心・安全にカーライフを楽しむためには、「自動車検査登録制度(車検)」を通す必要がある。車は便利である反面、事故などの可能性もあり、道路を走行するにはさまざまな基準をクリアしなければならない。
車検にかかる費用には、「法定費用」「車検基本料」「部品交換費用」などがあり、一般に「お金がかかる」イメージがあるが、自家用車を持っている方々は車検をどう捉えているのか。調査結果は以下。
■調査概要
– 調査対象:自家用車を持つ全国の男女1,385人
– 調査期間:2021年2月17日~3月1日
– 調査内容:Q1. これまで車検を通したことがありますか?/Q2. 車検を「する」「しない」の判断基準は何ですか?/Q3. (Q1で「車検を通したことがある」と回答した方)車検での出費はいくら位でしたか?/Q4. これまで、次の車検で乗り換えるつもりで車を手に入れたことがありますか?
■調査結果詳細
Q1. これまで車検を通したことがありますか?
– 「車検を通したことがある」:92.8% 1,285人
– 「車検を通したことがない」:7.2% 100人
自家用車を持つ全国の男女1,385人に対して、これまで車検を通したことがあるかどうかを聞いたところ、92.8%の1,285人が「車検を通したことがある」と回答し、7.2%の100人が「車検を通したことがない」と回答した。
車検は必ず通さなければならないため、車検時期に来た場合、高額の支払いをして車検を通すか、「いっそ車を乗り換えるか」という判断が必要になる。そこで、Q1と同じ1,385人に車検を「する」か「しない」かの判断基準は何かを聞いた。
Q2. 車検を「する」か「しない」の判断基準は何ですか?
– 「車検代」:29.4%
– 「新しい車が欲しくなった」:21.9%
– 「走行不可・劣化」:18.6%
– 「(年式や車に乗っていた)年数」:13.9%
– 「走行距離」:5.0%
– 「免許返納」:2.3%
– 「車の価値」:1.2%
– 「その他」:7.7%
1番多かった回答は「車検代」で、その中には、「値段が高い」「中古車が購入出来るくらいに修理費がかかる場合がある」などの意見があった。「年数」や「走行距離」という回答の中には、「10年以上乗った」「15年以上乗った」「走行距離が10万kmを超えた場合」などの意見があった。また、「その他」の中には、「タイヤの減り方で」といった回答があった。
Q3. 車検での出費はいくら位でしたか?
– 「~49,999円」:8.4%
– 「50,000~99,999円」:33.6%
– 「100,000~149,999円」:39.6%
– 「150,000~199,999円」:12.0%
– 「200,000~249,999円」:3.6%
– 「250,000~299,999円」:1.3%
– 「300,000円~」:1.5%
Q1で車検を通したことがあると回答した1,285人に、「車検での出費はいくらくらいだった」かを聞いたところ、「100,000~149,999円」が最も多く39.6%次に「50,000~99,999円」が33.6%という結果になった。
Q4. これまで、次の車検で乗り換えるつもりで車を手に入れたことがありますか?
– 「いいえ」:62.0%
– 「はい」:38.0%
Q1と同じ1,385人に、「次の車検で乗り換えるつもりで車を手に入れたことがあるか」を聞いたところ、「いいえ」と回答した方が6割を超える一方で、「はい」と回答した方が38.0%おり、一定数の人は「初めから次の車検時での乗り換えを検討」して車を取得しているということが判明した。