新潟県は7月15日、「湯沢版MaaS」の実証を開始すると発表した。
新型コロナウイルス感染症の影響により、ライフスタイルや働き方が多様化する中において、地域住民や観光客、ビジネス利用者(ワーケーション含む)などが、車がなくても自由に移動できる環境を整備し、持続可能な暮らしやまちづくりの構築を図ることを目的として、移動環境の充実に向けた実証事業を湯沢町において開始する。
なお、この事業は、ポストコロナを見据え、令和2年度から実施している「地域活性化リーディングプロジェクト」の一環として実施するもの。
1.実証事業の概要
①乗車チケットのサブスク化
・ホテル送迎バスと一般乗合バスの乗車チケットを統一サブスク化【全国初】
※③既存の輸送資源の有効活用に関連
・タクシーの新たな活用形態として運賃サブスク化(一括定額運賃の試験導入)【県内初】
②岩原地区にトランジットセンター(交通結節点)を新設
・バスやタクシーの乗換拠点となるトランジットセンターを設置し、利便性を向上
③既存の輸送資源の有効活用
・既存の輸送資源の有効活用として、ホテル送迎バスを地域の足として利活用【県内初】
※貸切バス運行のホテル送迎バスを乗合化
2.実施期間
令和3年7月16日(金)~令和3年9月12日(日)