日本交通は3月1日、今後のタクシー事業の成長戦略の一環として、タクシー乗務員として1,000人の新卒採用を目標に取り組む2022年度の乗務員採用計画を策定した。
新卒採用によるタクシー乗務員は、社会の移動インフラとして重要性を増しているタクシーの進化を牽引する役割を期待されることから、日本交通では2012年より乗務員の新卒採用を開始。新卒採用10年目を迎えるにあたり、更なる事業の成長を見据えて採用を一層強化するという。
新卒採用が広がっているタクシー業界
タクシー業界では、配車アプリの普及とアプリからの注文数増加、車内装備のIT化、次世代型タクシー車両の導入、新サービスの展開など、急速に業務の高度化が進む。直近では、高効率空気清浄機等を設置したコンセプトタクシー「ニューノーマルタクシー」の導入、新サービスとして「タクシーデリバリー」の開始など、ウィズコロナ時代に適合した移動インフラとして、タクシーのニーズはますます高まっている。
タクシー業界としては労働集約産業であるために以前より人材不足という課題を抱えていたが、業界への正しい理解を広げ、新しい労働環境や将来のキャリアパスを提示していくことにより、タクシーの社会貢献性、接客業としての魅力、優れたワークライフバランスに注目が集まっている。日本交通では2012年より乗務員の新卒採用を開始し、2020年4月までの累計入社者数は899名、2021年4月入社内定者は359名(2020年10月時点)となった。
オンライン活用推進と、オーディション採用や「N Project」を展開
日本交通は、更なる新卒採用強化にあたってはオンライン活用を推進し、先輩にあたる新卒入社者自らYouTubeチャンネルやSNSを通じて情報発信を強化している。またオーディション型の採用を開始し、応募者の「自己表現」を通じた幅広い人材採用を目指す。さらに、社会貢献性の高いサービス開発を担う、新たな人材育成プロジェクト「N Project」を立ち上げ、若い人材の成長とサービス実現の可動域を広げているという。
– 「N Project」特設サイト:https://www.nihon-kotsu-recruit.jp/shinsotsu/nproject/
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