徳島県は12月17日、徳島市安宅2丁目交差点で多軸式自走台車(トランスポータ)を使用した送り出し架設を行うための夜間交通規制の実施を発表した。規制は2021年1月26日(火)午後10:00から翌1月27日(水)午前6:00で実施される。
(都)徳島東環状線と(都)元町沖洲線との交差点は、環状線への流入交通量が5万台/日と非常に多い区間のため、交通への影響を最小限にすべく、架設工事の工夫により、交差点封鎖を交通量の少ない1夜間に抑えている。
徳島県では、市内の渋滞緩和はじめ地域の活性化・利便性の向上などを目的に 「徳島外環状道路」事業を進めている。
【鋼桁架設に伴う夜間通行止】
– 規制区間:県道29号・38号 安宅交差点付近
– 規制日時:2021年1月26日(火)午後10:00〜翌1月27日(水)午前6:00
※荒天時順延あり 順延日2021年1月27日・28日(順延の場合も1夜間のみの規制となる)
※気象状況、作業の進捗状況等により期間及び時間を変更する場合がある。
【迂回ルート図】
【工事内容】
今回の工事では、交差点背面のヤードに軌条設備を組み立て、軌条設備上で架設と前進を繰り返し所定の高さまで橋桁を組み上げた後、橋桁の先端に多軸式自走台車を設置。多軸式自走台車の推進力で橋桁を繰り出し交差点の径間を架設する。この工法により交通規制期間を1夜間に抑えることができる。
<架設ステップ図>
<関連情報>
徳島県ホームページ
https://www.pref.tokushima.lg.jp/