横浜ゴムはマツダが2024年10月より日本、オーストラリア、ニュージーランドなどで発売する新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-80」の新車装着(OE)用タイヤとして、「ADVAN V61(アドバン・ブイ・ロクイチ)」の納入を開始した。装着サイズは235/60R18 103Vと235/60R18 107V。
横浜ゴムでは、「今回新車装着されたADVAN V61は、横浜ゴムのグローバルフラッグシップブランドADVANシリーズのハイパフォーマンスタイヤで、高いハンドリング性能と快適な乗り心地、高い静粛性能を兼ね備えています。また、耐摩耗性、耐ハイドロプレーニング性能、ウェットグリップ性能を高い次元で両立させつつ、転がり抵抗の低減も実現しています。
また、今回装着されたタイヤの開発ではパターン、プロファイル、タイヤ構造は車両特性に合わせた専用チューニングを施した他、当社独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ/Humans and AI collaborate for digital innovationをもとにした造語)」を活用し、進化計算(遺伝的アルゴリズム)により最適なピッチ配列としました。
現実データとシミュレーションによる仮想データを生成・収集し、AIで予測・分析・探索することで得た新たな知見が、本製品の技術開発の革新に活かされています」と話している。