スズキは1月11日、同日からインド・デリー近郊で開催されている「Auto Expo 2023(プレスデー:1月11~12日、一般公開日:1月13~18日)」のマルチ・スズキ・インディア社(インド子会社)のブースで新たなEVコンセプトモデル「eVX」を世界初披露した。
このeVXは、2025年迄に市販化を計画しているスズキ製EVの世界戦略車第一弾のコンセプトモデルとなる。スズキは、グランドビターラをはじめ、S-CROSSといったSUVモデルを世界各国で展開しているが、eVXでは本格四輪駆動車というスズキのDNAとEV技術との先進性を融合。
一目でスズキのSUVと判るエクステリアに仕上げている。またスズキの四輪駆動テクノロジーをEVマーケットに向けて進化させ、スズキ製SUVに相応しい本格的な走行性能を目指している。
スズキの鈴木社長はAuto Expo 2023での記者発表会の中で「EVの世界戦略車第一弾として、SUVのコンセプトカーeVXを、今回初めてお披露目させて頂きました。
スズキグループでは、地球温暖化の対応は企業活動における重要課題と位置付けており、温室効果ガスの排出量削減に向け、グローバルで様々な取り組みを進めております。
これからもスズキは世界各国の状況やお客様の使い勝手を考慮した、本当に価値ある製品を提供し続けて参ります」と述べている。
eVXの概要
全長4,300mm×全幅1,800mm×全高1,600mm
電池容量:60kWh
航続距離:550km(インドMIDCモード測定値)