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2022年11月18日【新型車】

スバル、新型インプレッサ(第6世代)を世界初公開

NEXT MOBILITY編集部

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スバル(SUBARU)は、米国ロサンゼルスで開催中の2022年ロサンゼルスオートショーで、現地時間の11月17日、新型「インプレッサ」(米国仕様車)を世界初公開した。

 

新型インプレッサでは、高出力の2.5L水平対向エンジンを搭載し、8段階マニュアルモードとパドルシフトを装備した「RS」グレードを追加。2023年春以降(予定)の米国市場への導入を皮切りに、世界各国市場に順次導入される予定。

SUBARU・ロゴ

インプレッサは、クラスを超えた高い安全性能と動的質感を兼ね備えたスバルラインナップのスタンダードモデル。第6世代となる新型では、フルインナーフレーム構造の採用による高いボディ剛性や、2ピニオン電動パワーステアリングの採用により動的質感や性能を向上。また、新世代アイサイトを標準装備して安全性能も高められた。

 

さらに、一部グレードでは11.6インチのマルチインフォメーションディスプレイも搭載。愉しくなる優れた運動性能や安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティなど、その機能や実用性をさらに高め、乗る人すべてをアクティブな行動へと後押しすると云う。

 

2024 Subaru Impreza RS。

2024 Subaru Impreza RS。 2024 Subaru Impreza RS。

 

2024 Subaru Impreza Sport。 2024 Subaru Impreza Sport。

 

 

[主な仕様](米国仕様車)

 

<デザイン>

 

・引き締まった鋭いシェイプと、力強さを感じさせる張り出したフェンダーによる躍動的でスポーティなエクステリア。

・様々な機能を集約した大型のセンターインフォメーションディスプレイをインテリア中央に配置した、スバル共通・最新のインターフェイスを採用したカジュアルなインテリア。

 

<動的性能・質感>

 

・「アクティブトルクスプリットAWD」の制御を刷新し、応答性、ハンドリング、コーナリング性能を向上。日常使いの様々な走行シチュエーションで、意のままに操れる快適な走りを実現。

・パワーユニットは、2.0L水平対向4気筒エンジンの振動・騒音を低減することで動的質感を高めると共に、新規グレードに、182hp/178lb-ftの「2.5L水平対向4気筒エンジン」を搭載。

・滑らかでリニアなトルク伝達が得られる「2ピニオン電動パワーステアリング」を採用。ダイレクトで自然な操舵感を実現すると共に、応答遅れのないスポーティなステアリングフィールを実現。

・「スバルグローバルプラットフォーム」をさらに進化。フルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性向上で、従来型よりさらに高いレベルの動的質感を実現。

・「骨盤を支えるシート構造」を採用。仙骨を押さえることで、車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぐ。これにより、ステアリング操作に伴うロールや、路面のうねりで身体が大きく揺さぶられたときでも、快適な乗り心地を実現。

 

 

<安全性能>

 

・「新世代アイサイト」を全車に標準装備。従来型と比較して約2倍に拡大された視野角と、画像認識/制御ソフトの改良により、より広く遠い範囲まで認識できるようにした。

・「電動ブレーキブースター」を採用し、プリクラッシュブレーキで、自転車の急な飛び出しなどへの応答性を向上。また、全車速追従機能付クルーズコントロール使用時の、急な先行車の割り込みなどに対する素早い減速も実現。

・「後席シートベルトリマインダー」を全車に標準装備。車両を出る前に、後席確認の案内をすることで、後席の子供やペットの置き去りを防止。

 

<ユーティリティ>

 

・エアコンに、ドライバーシートのみ、フロントシートのみ、全席と各席でのコントロールが可能な「集中送風モード」を新規設定。快適性と燃費の向上に貢献。

・一部グレードに、“STARLINK(スターリンク)”対応の「11.6インチマルチインフォメーションディスプレイ」を装備し、“Apple CarPlay(アップル・カープレイ)”と“Android Auto(アンドロイド・オート)”のワイヤレス接続に対応。また、STARLINKの追加サービスにより、スマートフォンアプリでのリモートロック/アンロック機能、リモートクラクション・ライト機能、リモート車両位置確認機能も利用可能。

 

 

 

[新グレードRS]

 

 

・1998年に発売し、米国市場におけるWRXの先駆車となった「2.5RS」を想起させるグレードを新たに設定。

・高出力の「2.5L水平対向エンジン」を搭載し、「8段階マニュアルモード」と「パドルシフト」を装備。

・「RSオーナメント」をフロントドアやバックドアにあしらい、「18インチアルミホイール」、「ブラック塗装のフロントグリル、サイドスポイラー、ドアミラー」などを採用した専用エクステリア。

 

 

・「カーボン調インナートリム」や「レッドカラーのシートバック」、「高質感な革を使用したステアリングホイールとシフトノブ」をあしらった専用インテリア。

・メーカーオプションには、「Harman/Kardonオーディオシステム(10スピーカー)」、「電動サンルーフ」、「ランバーサポート付き10ウェイパワーシート(運転席)」も設定。

 

 

 

[主な諸元](開発目標値)

 

 

■(SUBARU U.S)2024 Impreza(英語):https://www.subaru.com/2024-impreza.html

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。