シリコンカーバイト(SiC)パワー半導体大手のユナイテッドSiC(UnitedSiC、本社:米ニュージャージー州プリンストン)は8月19日、株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市)アルティマカンパニーと販売代理店契約を締結したと発表した。(坂上 賢治)
ユナイテッドSiC(www.unitedsic.com)は、電気自動車(EV)充電器、DC-DC コンバータ、トラクションドライブ、通信/サーバー電源の可変速モータドライブ、太陽光発電インバータ、シリコンカーバイドFET、ダイオードパワー半導体を開発している。
これによりマクニカは、電気自動車(EV)、バッテリー充電、IT インフラ、再生可能エネルギー、回路保護などの高成長アプリケーションに焦点を当てた日本の顧客にユナイテッドSiCの製品ポートフォリオを販売していく。
同発表についてユナイテッドSiCでグローバルセールス&マーケティング担当VPを務めるYalcin Bulut氏は、「今回の販売代理店契約締結は、マクニカ社の高い評価を得ているテクノロジー・デザイン・インの専門知識を活用し、より多くの日本のパワー製品設計者に向けたユナイテッドSiC製品の販売・サポートを目的としています。この契約締結により、当社は日本での事業拡大に向けて、お客様に最高のサポートを提供できるようになります」と語った。
対してマクニカ アルティマ カンパニーのカンパニープレジデントを務める小林雄祐氏は、「マクニカは、ユナイテッドSiC製品を日本でサポートし販売できることを嬉しく思います。
パワー製品の設計エンジニアからは、効率性、性能、費用対効果の向上を提供することが継続的に求められており、ユナイテッドSiC製品は日本のお客様に付加価値の高いソリューションを提供できると確信しています」と話している。