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2018年10月25日【新型車】

マツダCX-8を商品改良。2種のガソリンエンジン追加

NEXT MOBILITY編集部

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マツダは、3列シートクロスオーバーSUVの「マツダCX-8」を商品改良し、全国のマツダ販売店を通じて10月25日に予約受注を開始、11月29日から発売する。

 

メーカー希望小売価格(消費税込)は、2,894,400円~4,460,400円となる。

 

 

CX-8は、2017年9月の発表からの1年間で3万台を超える受注(*1)するなど、ミニバンに代わる「多人数乗用車の新たな選択肢」を提案する、マツダの国内最上位の3列シートSUV。

 

今回の商品改良では、既存のクリーンディーゼルエンジンに加え、新たに2種類のガソリンエンジンを設定し、多様なニーズに応えるエンジンラインアップを実現した。

 

マツダは、商品改良した「マツダCX-8」の豊富なシートの選択肢や、3つのエンジンの組み合わせで、自分のライフスタイルに最適な一台を選ぶ楽しさを提供するとしている。

 

CX-8「XD L Package」ディープレッド内装(6人乗り)

CX-8「XD L Package」ディープレッド内装(6人乗り)

 

[主な改良点]

 

●パワートレインと操縦安定性

 

・クリーンディーゼルエンジン「SKYACITV-D 2.2」に加え、2.5リッター直列4気筒直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」(*2) および自然吸気の2.5リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」(*3) を新たに設定。

 

・新たに「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)」を全車に標準設定し、高速走行時や滑りやすい路面でも安定した車両挙動を実現。

 

「SKYACTIV-G 2.5T」エンジン

「SKYACTIV-G 2.5T」エンジン

 

●安全性能と利便性の向上

 

・アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)に夜間歩行者検知機能を追加(*4)。

 

・360°ビュー・モニターを25S L Package、25T L Package、XD L Package、XD PROACTIVEの各グレードに標準設定。その他のグレードにもメーカーオプション設定し、対象を全グレードに拡大。

 

・「マツダ コネクト」がApple CarPlay*5 に対応(*4)。

 

・「マツダ コネクト」がAndroid Auto*6 に対応(*4)。

 

●デザインの変更

 

・エアコンパネルデザインと各種スイッチ・ダイアルのデザインを一新(*4)。

 

・17インチと19インチアルミホイールの塗装を新色に変更(形状変更なし / *7 )。

 

CX-8「XD L Package」ディープレッド内装

CX-8「XD L Package」ディープレッド内装

 

●室内における快適性・静粛性の向上

 

・前席センターコンソールのアームレスト高を約15㎜低くして、着座姿勢を見直した。

 

・3列目周辺(後方リフトゲート、および荷室フロア周り)の遮音性能を強化した。

 

●「L Package」専用装備

 

・前席シート両側に、体との間にこもる不快な熱気を吸い出す「シートベンチレーション」機能を搭載。

 

・3眼メーター中央に7インチのフルカラーTFT液晶を用いた「7インチマルチスピードメーター」を採用。安全装備の作動状態、制限車速、航続可能距離などの運転時に必要な情報を、ドライバーの視界中心付近に集中させると共に、アナログとデジタル表現の組み合わせによって、瞬間的な読み取りやすさを向上。

 

・鏡面側の縁取りをなくしたフレームレスインナーミラーにより、視野を拡大。新造形のオーバーヘッドコンソールを採用。

 

・インテリアの照明を白色LEDで統一。

 

・シフトノブ周辺へのダウンライト、および前後席への足元照明を採用。

 

CX-8「XD L Package」内装(液晶メーター)

CX-8「XD L Package」内装(液晶メーター)

 

[メーカー希望小売価格(消費税込)] (※写真掲載モデル)

 

- 上記価格には保険料、税金(消費税を除く)は含まれない。また、購入時にリサイクル料金13,770円が別途必要。

- 特別塗装色「ソウルレッドクリスタルメタリック」を選択した場合は、75,600円高(消費税込)。

- 特別塗装色「マシーングレープレミアムメタリック」を選択した場合は、54,000円高(消費税込)。

- 特別塗装色「スノーフレイクホワイトパールマイカ」を選択した場合は、32,400円高(消費税込)。

*1:2017年9月14日の予約開始~2018年9月14日時点、30,383台(マツダ調べ)。

*2:最高出力169kW〈230PS〉/4,250rpm、 最大トルク420N・m〈42.8kgf・m〉/2,000 rpm、指定燃料:無鉛レギュラーガソリン。

*3:最高出力140kW〈190PS〉/6,000rpm、 最大トルク252N・m〈25.7kgf・m〉/4,000 rpm、指定燃料:無鉛レギュラーガソリン。CX-8用「SKYACTIV-G 2.5」には、CX-5・アテンザ等で採用の気筒休止機能は設定なし。

*4:全車に標準設定

*5:CarPlayを使用するためにはUSBケーブルが必要。(対応機種:https://www.apple.com/jp/ios/carplay/)

*6:Android Autoを使用するためにはUSBケーブルが必要。(対応機種:https://support.google.com/androidauto)

*7:17インチアルミホイールの塗装を、ダークシルバーからグレーメタリックに変更(形状変更なし)。19インチアルミホイールのシルバー塗装を、より高輝度なシルバーに変更(形状変更なし)。19インチアルミホイールの高輝度塗装を、よりダークな色味の高輝度塗装に変更(形状変更なし)

*8:JC08モード燃費およびWLTCモード燃費は国土交通省審査値で、燃料消費率は定められた試験条件での値となる。WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードとなっている。

市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定。

郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定。

高速道路モード:高速道路等での走行を想定。

*9:環境対応車普及促進税制による減税措置。(取得税の減税は平成31年3月31日まで、重量税の減税は平成31年4月30日までに新規登録した場合。これ以降に新規登録した場合の減税レベルについては、販売店担当者に確認のこと)

*10:7人乗りかつルーフレール装着車

*11:ルーフレール装着車

 

 

■マツダCX-8:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。