マツダは、3列シートクロスオーバーSUVの「マツダCX-8」を商品改良し、全国のマツダ販売店を通じて10月25日に予約受注を開始、11月29日から発売する。
メーカー希望小売価格(消費税込)は、2,894,400円~4,460,400円となる。
CX-8は、2017年9月の発表からの1年間で3万台を超える受注(*1)するなど、ミニバンに代わる「多人数乗用車の新たな選択肢」を提案する、マツダの国内最上位の3列シートSUV。
今回の商品改良では、既存のクリーンディーゼルエンジンに加え、新たに2種類のガソリンエンジンを設定し、多様なニーズに応えるエンジンラインアップを実現した。
マツダは、商品改良した「マツダCX-8」の豊富なシートの選択肢や、3つのエンジンの組み合わせで、自分のライフスタイルに最適な一台を選ぶ楽しさを提供するとしている。
[主な改良点]
●パワートレインと操縦安定性
・クリーンディーゼルエンジン「SKYACITV-D 2.2」に加え、2.5リッター直列4気筒直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」(*2) および自然吸気の2.5リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」(*3) を新たに設定。
・新たに「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)」を全車に標準設定し、高速走行時や滑りやすい路面でも安定した車両挙動を実現。
●安全性能と利便性の向上
・アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)に夜間歩行者検知機能を追加(*4)。
・360°ビュー・モニターを25S L Package、25T L Package、XD L Package、XD PROACTIVEの各グレードに標準設定。その他のグレードにもメーカーオプション設定し、対象を全グレードに拡大。
・「マツダ コネクト」がApple CarPlay*5 に対応(*4)。
・「マツダ コネクト」がAndroid Auto*6 に対応(*4)。
●デザインの変更
・エアコンパネルデザインと各種スイッチ・ダイアルのデザインを一新(*4)。
・17インチと19インチアルミホイールの塗装を新色に変更(形状変更なし / *7 )。
●室内における快適性・静粛性の向上
・前席センターコンソールのアームレスト高を約15㎜低くして、着座姿勢を見直した。
・3列目周辺(後方リフトゲート、および荷室フロア周り)の遮音性能を強化した。
●「L Package」専用装備
・前席シート両側に、体との間にこもる不快な熱気を吸い出す「シートベンチレーション」機能を搭載。
・3眼メーター中央に7インチのフルカラーTFT液晶を用いた「7インチマルチスピードメーター」を採用。安全装備の作動状態、制限車速、航続可能距離などの運転時に必要な情報を、ドライバーの視界中心付近に集中させると共に、アナログとデジタル表現の組み合わせによって、瞬間的な読み取りやすさを向上。
・鏡面側の縁取りをなくしたフレームレスインナーミラーにより、視野を拡大。新造形のオーバーヘッドコンソールを採用。
・インテリアの照明を白色LEDで統一。
・シフトノブ周辺へのダウンライト、および前後席への足元照明を採用。
[メーカー希望小売価格(消費税込)] (※写真掲載モデル)
- 上記価格には保険料、税金(消費税を除く)は含まれない。また、購入時にリサイクル料金13,770円が別途必要。
- 特別塗装色「ソウルレッドクリスタルメタリック」を選択した場合は、75,600円高(消費税込)。
- 特別塗装色「マシーングレープレミアムメタリック」を選択した場合は、54,000円高(消費税込)。
- 特別塗装色「スノーフレイクホワイトパールマイカ」を選択した場合は、32,400円高(消費税込)。
*1:2017年9月14日の予約開始~2018年9月14日時点、30,383台(マツダ調べ)。
*2:最高出力169kW〈230PS〉/4,250rpm、 最大トルク420N・m〈42.8kgf・m〉/2,000 rpm、指定燃料:無鉛レギュラーガソリン。
*3:最高出力140kW〈190PS〉/6,000rpm、 最大トルク252N・m〈25.7kgf・m〉/4,000 rpm、指定燃料:無鉛レギュラーガソリン。CX-8用「SKYACTIV-G 2.5」には、CX-5・アテンザ等で採用の気筒休止機能は設定なし。
*4:全車に標準設定
*5:CarPlayを使用するためにはUSBケーブルが必要。(対応機種:https://www.apple.com/jp/ios/carplay/)
*6:Android Autoを使用するためにはUSBケーブルが必要。(対応機種:https://support.google.com/androidauto)
*7:17インチアルミホイールの塗装を、ダークシルバーからグレーメタリックに変更(形状変更なし)。19インチアルミホイールのシルバー塗装を、より高輝度なシルバーに変更(形状変更なし)。19インチアルミホイールの高輝度塗装を、よりダークな色味の高輝度塗装に変更(形状変更なし)
*8:JC08モード燃費およびWLTCモード燃費は国土交通省審査値で、燃料消費率は定められた試験条件での値となる。WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードとなっている。
市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定。
郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定。
高速道路モード:高速道路等での走行を想定。
*9:環境対応車普及促進税制による減税措置。(取得税の減税は平成31年3月31日まで、重量税の減税は平成31年4月30日までに新規登録した場合。これ以降に新規登録した場合の減税レベルについては、販売店担当者に確認のこと)
*10:7人乗りかつルーフレール装着車
*11:ルーフレール装着車
■マツダCX-8:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/