日産自動車は1月14日、新型「フェアレディZ」の日本市場向けモデルを、同日から16日の3日間、千葉市の幕張メッセで開催される「TOKYO AUTO SALON 2022(東京オートサロン2022/以下、TAS2022/※1)」で公開し、併せて240台限定の特別仕様車“Proto Spec(プロトスペック)”を発表した。
新型「フェアレディZ」は、特別仕様車の“Proto Spec”を皮切りに、6月下旬頃より販売。“Proto Spec”の全国希望小売価格(消費税込み)は、696万6,300円。
また今回、シチズン(CITIZEN)とのコラボレーション商品、新型フェアレディZの腕時計も公開した。
フェアレディZは、世界中のファンに愛され、これまでに180万台以上がグローバル販売されたスポーツカー。新型のフェアレディZ(米国名「Z」)では、歴代「Z」へのオマージュを感じさせるデザインに、最高出力298kW(405PS)、最大トルク475N・m(48.4kgf・m)の新開発3リッターV6ツインターボエンジンを搭載し、「他のやらぬことをやる」という日産のDNAを象徴するモデルとして、昨年8月にニューヨークで全世界に向け初公開された。
今回、東京オートサロンでは、日本市場向けモデルの「フェアレディZ」の公開と共に、特別仕様車「Proto Spec」が発表された。
先行発売の限定特別仕様“Proto Spec”
6月下旬頃に発売される240台限定の“Proto Spec”は、一昨年に公開された「フェアレディZ」プロトタイプから着想を得た特別仕様車。
イカズチイエローとスーパーブラックの2トーンのボディカラーのエクステリアには、専用カラーのレイズ製19インチアルミ鍛造ホイール(チタニウムゴールド)や、4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ(イエロー)等を装備。
インテリアには、本革・スエード調ファブリックコンビシート(イエローセンターストライプ、イエローステッチ、イエローアクセントライン)等の採用すると共に、インストパネル、ドアトリムクロス、MTシフトノブブーツ、ニーパッドなどに専用カラーステッチが施される。
なお、“Proto Spec”の注文は、オンラインでのみ受け付け、「フェアレディZメルマガ」への会員登録が必要。240台を超える応募があった場合には、抽選の上、当選者を決定する。応募開始は2月7日(月)からを予定。
日産は、新型「フェアレディZ」を通して、最新のスポーツカーのデザイン、パフォーマンス、そしてワクワクを提供していきたいとしている。
[全国希望小売価格(消費税込み)]
<グレード、エンジン、ミッション、価格>
– Proto Spec、VR30DDTT 3.0L V-6 ツインターボ、6MT/9M-ATx、6,966,300円
[主要諸元表(日本仕様)]
※数値は社内測定値。
■(日産)フェアレディZ “Proto Spec”:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/z.html
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