運転状況に合わせた4つのドライブモードを設定、安全・安心で快適な走りを実現
三菱自動車工業は8月10日から開催される第30回インドネシア国際オートショー（正式名称The 30th GAIKINDO Indonesia International Auto Show、2023年8月10日（木）から20日（日）まで開催予定）で新型コンパクトSUVを世界初披露すると7月3日に発表した。
これを踏まえ、新型コンパクトSUVのティザー動画と、音響機器のヤマハと協業したオーディオシステム「ダイナミックサウンド」のコンセプトムービーが公開された。
なお同社によると新型コンパクトSUVは、三菱自動車では初採用となるウェットモードを含む4つのドライブモードを持ち、様々な天候や路面に於いて、安全・安心で快適な走りを実現しているという。
新型コンパクトSUVは、同社のコアマーケットであるアセアン地域に投入され、「Best-suited buddy for an exciting life（毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒）」をコンセプトとした。
本格的なSUVデザインとしながらも取り回しの良いコンパクトなボディサイズに広々とした居住空間や多彩な収納スペースなどの快適性・実用性を両立させたとしており、毎日の生活をワクワクさせてくれるSUVだと謳っている。
使い勝手ではアセアン地域の環境を熟慮。荒れた路面でも222mmの最低地上高を確保。路面状況に応じて選択できるノーマル、ウェット、グラベル、マッドの4つのドライブモードにより、走時の不安感の排除に腐心した。
加えてオーディオシステムはアセアン地域の顧客ニーズに応えられるよう開発。走行時は車速に応じて音量だけでなく音質自体も補正する機能により、荒れた路面でも躍動感と輪郭のはっきりした音響が愉しめるという。
車両のチーフ・プロダクト・スペシャリスト（商品企画責任者）の伊藤雅寛氏は、「新型コンパクトSUVの開発にあたって、アセアン地域の路面条件を再現した国内のコースで試験を繰り返しただけでなく、同地域で長期間に渡って徹底的に走行試験を実施し、走行性能を磨き上げました。
また今回、新型コンパクトSUVにお乗りになるお客様にワクワクするカーライフを送って頂けるよう、高品質な音にこだわって開発したダイナミックサウンドヤマハプレミアムも搭載しています。三菱自動車らしい魅力の詰まった新型コンパクトSUVに、是非ご期待ください」と話している。
新型コンパクトSUVのティザー動画
「ダイナミックサウンド」コンセプトムービー（英語のみ）