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2024年7月30日【新型車】

名鉄観光バス、EVMJの中型観光EVバスを導入

坂上 賢治

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EVモーターズ・ジャパンは7月30日、名鉄観光バスへ中型観光EVバスを1台納車したと発表した。納車車両は近郊の観光輸送やイベント・行事で使用される予定としている。

 

今回の車両導入にあたって名鉄観光バスでは、「弊社はこれまでもエコドライブの実施やアイドリングストップの励行など環境負荷の低減に取り組んできました。

 

そうしたなか折しもEVモーターズ・ジャパンさんより、観光バスタイプのEVバスが発表され、同車は環境対策だけでなくコスト削減などのメリットもあるため、全国に先駆けて導入決定に至った次第です。

 

EVバス導入に向けた準備は数々ありましたが、それは今までやったことがない挑戦であり、社員のモチベーション向上に繋がったと思います。

 

ちなみに当社に於いては、このEVバスの愛称を〝シエル( CIEL )〟と名付けました。これはフランス語で〝空(そら)〟を意味します。愛称は社内公募し、名付け親はバスガイドです」と述べた。

 

一方EVモーターズ・ジャパンでは、「今後もニーズに応える製品及び技術の開発に努め、環境エネルギーの浸透とゼロエミッション社会の実現へ貢献できるよう邁進して参ります」と話している。

 

1.車両概要
– 8.8m 中型観光EVバス
– 車名:F8 series6-Coach
– バッテリー容量:210kWh
– 航続距離:280km (定速40km/h、負荷重65%,エアコンオフ)
※実際の走行時の走り方や条件(気象、道路、運転、架装等の状況)により、航続距離は変化する。

 

2.運行開始日:2024年3月

 

3.運行路線
近郊の観光バスとして運行

 

—————————————

 

会社名:名鉄観光バス株式会社
本社所在地:名古屋市中川区西日置二丁目3番5号
代表取締役社長:荻本正久
設立:1951年4月16日
資本金等: 1億円
株主:名鉄グループバスホールディングス株式会社(100%)
従業員数:494名(2024年4月1日現在)
事業内容:

  一般貸切旅客自動車運送事業
  旅行業(観光庁長官登録旅行業第1857号)
  自家用自動車管理業
営業開始:2008年7月1日
営業区域け愛知県・岐阜県・三重県
保有車両け177両(2024年4月1日現在)

 

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会社名:株式会社EVモーターズ・ジャパン
本社所在地:福岡県北九州市若松区白山1-18-7
代表取締役社長:佐藤 裕之(さとう ゆうじ)
設立:2019年4月
資本金等: 6,570,200,000 円 (2024 年 6 月 28 日現在)
事業内容:・電気自動車及び充電設備の販売・メンテナンス
      [取扱車両] バス・トラック・トライク・特殊車両等
     ・自動運転バス(レベル4)の開発
・電気自動車のリース、レンタル、ESCO事業
・蓄電池・PVを活用した再生可能エネルギー事業
電話番号:093-752-2477
問い合わせフォーム:https://forms.gle/B9sPDcm4DMV1W8F56
HP:https://www.evm-j.com

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。