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2021年12月16日【イベント】

マツダ、ロードスター改良モデル/特別仕様車の予約開始

NEXT MOBILITY編集部

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マツダ・ロゴ

マツダは12月16日 、小型オープンスポーツカー「マツダ ロードスター(ソフトトップモデル)」および「マツダ ロードスター RF(リトラクタブルハードトップモデル)」を改良し、全国のマツダの販売店を通じて同日より予約を開始すると発表した。両モデルの発売は1月中旬を予定。メーカー希望小売価格帯(消費税込)は、262万3,500円~392万2,600円。

 

また、特別仕様車の「990S」および「Navy Top(ネイビー・トップ)」2モデルと、新機種の「RF VS Terracotta Selection(RF VSテラコッタセレクション)」をロードスターのライナップに追加。併せて、オープンカーをテーマとした“CLUB MAZDA(クラブマツダ)”会員限定のトークイベント「はじめてのオープンカー」を来年1月22日(土)~23日(日)に、横浜市内で実施する(*)。

 

*詳細は、マツダのホームページ。「はじめてのオープンカー」トークイベント<https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/event_2022january/>を参照。

 

 

 

 

ロードスターは、1989年の初代デビュー以来、4代に亘る進化で、2人乗り小型オープンスポーツカーとしては異例の110万台以上(*1)を販売。

 

今回、4代目ロードスターのコンセプト「人生を楽しもう─“Joy of the Moment, Joy of Life”(ジョイオブザモメント、ジョイオブライフ)」の更なる深化を目指し、新技術「KINEMATIC POSTURE CONTROL(キネマティック・ポスチャー・コントロール/以下、KPC)」を全モデルに導入するなどの改良を行った。

 

 

 

 

また、多様な価値観やライフスタイルに合わせて、原点に立ち返り、「軽いことによる楽しさ」を追求した最軽量グレード“S(990kg)” から、さらなるバネ下重量の低減を図った「990S」と、クールで都会的な「Navy Top(ネイビー・トップ)」の特別仕様車2モデルと、上質な「テラコッタ」の内装色を新設定したエレガントなRFの新機種「RF VS Terracotta Selection(RF VSテラコッタセレクション)」1モデルをライナップに追加した。

 

価格などの詳細については、マツダ ロードスターのグレード・価格ページ<https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/grade/>にて確認できる。

 

 

 

 

[商品改良の概要]

 

・KPCを全モデルに採用

 

ロードスターのリアサスペンションは、ブレーキをかけることで車体を引き下げる「アンチリフト力」が発生する構造になっているが、KPCは、この特性を最大限に活かし、Gが強めにかかるようなコーナリングの際に、リアの内輪側をわずかに制動することでロールを軽減しながら車体を引き下げ、旋回姿勢をより安定。また、後輪の左右の速度差から旋回状態をリアルタイムに検知し、リニアに作動を強めて、自然な姿勢安定化の効果を発揮させる。

 

日常域では、ロードスターらしいリラックスした軽快な挙動を保ちつつ、ハードな走行になるほどに、車体の浮き上がりを軽減して接地感が高め、幅広いドライビングシーンで、「人馬一体」の走りを可能とする。なお、KPC採用による重量増加は1グラムもないとのこと。

 

・ボディカラーに新色追加

 

上質でエレガンスさを表現した「プラチナクォーツメタリック」をラインナップ。一味違った大人の雰囲気を醸し出す。

 

 

 

 

[特別仕様車]

 

■ロードスター 990S

 

最軽量グレード”S”をベースに、さらなるバネ下重量の低減と、軽さを活かしたシャシーとエンジンの専用セッティングによって、より軽やかで気持ちの良い人馬一体感を提供する特別仕様車を追加。990S(6MT)のメーカー希望小売価格(ショップオプションの費用は除き、消費税込)は289万3,000円。

 

<商品概要>

 

・ベースグレード:S
・ダイナミクス:

ホイール:RAYS社製鍛造16インチアルミホイール(RAYS ZE40 RS)を採用(*2)することでホイール1本あたり約800g、合計約3.2kgの軽量化を図り、バネ下重量を低減。

 

ブレーキ:フロントにBrembo社製大径ベンチレーテッドディスク&Brembo社製対向4ピストンキャリパー(ブラック塗装にブルー文字/*2)を、リアには大径ブレーキローター&キャリパー(ブラック塗装)を採用。

 

専用セッティング:ダンパー、コイルスプリング、電動パワーステアリング、エンジン制御に990S専用セッティングを施した。

 

・エクステリア:ダークブルー幌。
・インテリア:エアコンルーバーベゼル(ブルー/ピアノブラック)。
・ショップオプション:専用フロアマット(ブルーステッチ、刺繍入り/*3)。

 

 

 

■ロードスター Navy Top

 

品のあるダークブルー幌と黒革内装を組み合わせた、クールで都会的な特別仕様車を追加。Navy Topの販売期間は、2021年12月16日から2022年5月31日まで。メーカー希望小売価格(消費税込)は、6MTが319万1,100円。6ATが330万6,600円。

 

<商品概要>

・ベースグレード:S Leather PKG
・エクステリア:ダークブルー幌(インシュレーター付き)、ボディ同色電動リモコン式ミラー、高輝度塗装16インチアルミホイール。

 

 

 

[追加機種]

 

■ロードスター RF VS Terracotta Selection

 

滑らかな触感のナッパレザー内装のインテリアカラーに、鮮やかな新色「テラコッタ」を採用した新機種を追加。メーカー希望小売価格(消費税込)は、6MTが379万8,300円。6ATが382万5,800円。

 

<商品概要>

・インテリア:テラコッタナッパレザーシート、テラコッタインパネ/ドアトリムステッチ。

 

 

*1:マツダ調べ。
*2:RAYS社(商号:株式会社レイズ)、Brembo社(商号:Brembo S.p.A)。
*3:990S専用フロアカーペットはショップオプション(税込メーカー希望小売価格25,08)。マツダ ロードスター 990Sのメーカー希望小売価格には含まれない。

 

 

 

 

■(マツダ)新型ロードスター:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/
■(マツダ)CLUB MAZDA:https://www.mazda.co.jp/clubmazda_intro/
■(マツダ)「はじめてのオープンカー」トークイベント:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/event_2022january/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。