マツダの欧州事業を統括するマツダ・モーター・ヨーロッパ(Mazda Motor Europe)は、現地時間の3月9日、マツダのラージ商品群の第1弾となる新型クロスオーバーSUV(以下、CUV)「MAZDA CX-60」の全体像を公開した。
CX-60は、欧州各国で3月8日(現地時間)に受注が開始され、11日から山口県の防府第2工場での生産、今夏の発売が予定されている。なお、日本向けモデルについては、4月上旬に公開される予定。
マツダは昨年10月、グローバルで需要の高いSUV市場に、2023年までにラージ商品群4車種を導入する計画を発表。既存のSUV商品と併せて、各市場の特性や顧客ニーズに応えるSUVラインアップを拡充することで、ビジネスおよびブランドのさらなる成長を図っていく方針を打ち出した。
CX-60は、厳しい時代の要求に応える環境・安全性能を備えつつ、日常の一般道走行から高速道路を使った長距離ドライブまで、余裕をもって運転を愉しめる2列シートのミッドサイズCUV。デザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」のさらなる進化への挑戦、そして自然と調和する日本人の感性を活かしたタフさと緻密さが、その造形を通じて表現されていると云う。
なお、今回発表された欧州モデルには、2.5L直列4気筒ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたマツダ初のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」が搭載される。
■Mazda Motor Europe:https://www.mazda.eu/en/