マツダは11月28日、新型「Mazda3」を世界初公開した。11月30日から12月9日まで開催されるロサンゼルスオートショー(*1)で一般公開される。
販売は2019年初頭から、北米より順次開始される予定。
新型Mazda3では、エクステリア・デザインに、日本の美意識の本質を体現することを目指す、深化した「魂動デザイン」を採用。
ワンモーションのシンプルな動きでフォルムを描きつつ、繊細なボディ造形による光の移ろいやリフレクションの動きによって、これまで以上に力強く、味わい深い生命感をつくり込み、その上で、ハッチバックではエモーショナルさを、セダンではエレガンスさを追求し、異なる2つの個性をつくり上げたとしている。
機能面では、人間の持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した、新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」や、最新の「SKYACTIV-X」「SKYACTIV-G」「SKYACTIV-D」を搭載。
人間を中心に設計するという思想に基づき、クルマとしての基本性能を飛躍的に向上させ、走る・曲がる・止まるという、クルマの動きが自然に感じられるよう磨き上げたとしている。
Mazda3(日本ではアクセラ:AXELAの名称で販売)は、2003年のデビュー以来、累計販売台数が600万台(*2)を超えるマツダの主要な生産拠点において生産の中核を担う、ブランドとビジネスの両面でマツダをけん引してきたグローバル戦略車。
発表に際して、代表取締役社長兼CEOの丸本明 氏は、「本日お披露目した新型Mazda3からマツダの新世代商品が始まります。クルマを所有する価値を飛躍的に高めたこの新世代商品を通じ、ブランド価値をさらに引き上げていくことで、世界中のお客さまと強い絆で結ばれたブランドを目指してまいります」と述べている。
*1:正式名称は「Los Angeles Auto Show」。プレスデーは11月28日から29日、一般公開日は11月30日から12月9日まで。マツダのプレスカンファレンスは、28日(水)15:25-15:50(現地時間)を予定。
*2:2018年11月時点、マツダ調べ。