ホンダの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパは5月12日(現地時間)欧州向け新型バッテリー式電気自動車(BEV)「e:Ny1(イー・エヌワイワン)」を発表した。e:Ny1は、今秋から欧州各国で順次発売されると云う。
ホンダのEVブランド「e:N」シリーズの欧州市場向けモデルとなるe:Ny1は、様々な走行シーンに於いて、発進直後からのスムーズで力強い加速と繊細な制御を実現する電動モーターと、WLTCモード(※)で412kmの航続距離を実現する大容量バッテリー、そしてEV専用のボディー骨格などで構築される「e:NアーキテクチャーF(e:N Architecture F)」を採用。
ホンダが培ってきたダイナミクス技術に基づくスポーティーな走りや、人車一体感の高い独自のドライビングプレジャーを提供するモデルとなっていると云う。
2050年に関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現を目指すホンダでは、その実現に向け、欧州市場に「Honda e」に続く2番目のBEVモデルとなる「e:Ny1」を投入することで、電動化をさらに加速させるとしている。
※市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的走行モード。