日野自動車は12月22日、小型バス「日野リエッセⅡ」を改良し、来年1月6日に発売する。東京地区における希望小売価格は、幼児専用車が755万8,100円。EXグレードが902万8,800円(共に税込)。
今回の改良では、先行車などを検知し、警報ブザーとディスプレイ表示で危険を知らせ、衝突回避支援を行う「PCS(プリクラッシュセーフティ)」や、「車線逸脱警報」「オートマチックハイビーム」等といった安全装備を、新たに幼児専用車に標準設定することで、全グレード標準設定に。
また、2021年9月1日から義務化される車載式故障診断装置搭載「J-OBDⅡ(Japan On-board diagnosisⅡ)」に、全グレードを適合させた。
中期経営戦略「Challenge2025」で「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性で取り組んでいる日野は、今後も顧客の物流におけるパートナーとして貢献できるよう、挑戦を続けていくとしている。
[東京地区希望小売価格] (代表車型)
<車名(仕様・型式)、エンジン・トランスミッション、乗車定員(内訳)、価格(消費税抜き)>
– 日野リエッセⅡ(2KG-XZB70M・幼児専用車)、N04C-WA 110kW(150PS)・6速オートマチック、52人(大人3+幼児49)、7,558,100円(6,871,000円)
– 日野リエッセⅡ(2PG-XZB70M・EXグレード)、N04C-WA 110kW(150PS)・5速マニュアル、29人(座席22+補助席6+乗務員1)、9,028,800円(8,208,000円)