開発プロセスを可視化できる
こういったトレーサビリティ管理に特化することで、シンプルな操作性を実現したツールが「microTRACER」だ。
機能としては、まず、トレーサビリティ情報を統合し管理するプロジェクトを定義して、トレーサビリティマップを作成できること。
また、1段から多段階の多様なツリー表示が可能で、上流成果物の内容が下流成果物に対してモレ/ダブリがなく表示されているか等を可視化できる。
ツリー標示は、さらに変更・不具合が発生した場合には、変更箇所に対して影響範囲の確認もすることが可能だ。
その他、設計から実装等の全行程をマトリックス表示したり、
トレーサビリティデータをエビデンスとしてエクセル形式で残す事なども可能だ。
「microTRACER」は、トレースを確保するためのハブツールとして、各種ドキュメントや各社ツールに幅広く対応しているのも利点。
そのため、要件などを事前に登録する必要がなく、既存の作業成果物をそのまま活用することができる。
これにより、導入時の負荷(ツール導入費用やツールの環境構築、ツール運用要員のトレーニング、ツールへの情報・ファイル登録、現場へのツール教育など)を最小限に抑えることができるのだ。