自動車部品のグローバルメーカーであるボッシュが、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド)向けに開発した新パワートレイン「eAxle(イーアクスル)」が、2019年からいよいよ量産を開始する。
モータとインバータ、トランスミッションを一体化するという新発想は、2017年8月の発表以来大きな話題を呼び、2018年5月に開催された自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2018横浜」等、国内の展示会でも注目度はかなり高い。
世界的な電動化の大きなうねりの中、ドイツを拠点とする老舗部品メーカーが繰り出したグローバル戦略機は、2019年、どの国のどんな市場で、どのような車種に搭載されるのか? また、将来的なターゲット市場やシェア獲得のための戦略等は?
同社・日本法人にて、パワートレインソリューション事業部/電動パワートレイン事業室/電動パワートレインコンポーネント開発部のゼネラル・マネージャーを務める清田茂之氏にお話を伺った。