今回の同社ブースには、他にも、ADAS(先進運転支援システム)向けのエイミングツールなども展示。
エイミングツールとは、近年自動車への搭載が増えている自動緊急ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、車線逸脱防止システムなど向けのカメラやセンサー、レーダー類を調整・校正するエイミング作業のための装置。
フロントウインドウやバンパーなど、ADAS用のカメラやセンサーなどが装着されている部品を交換する際にエイミング作業は必須で、車検や修理を行う一般整備工場でもその対応が必要となってきている。
また、国土交通省は、2024年からOBD(車載式故障診断装置)を使った車検を義務付ける方針だが、そのOBD車検ではエイミングが非常に重要な要件となるだけに、同社製品はやはり多くの注目を浴びていた。
大きく変革する自動車の機能や制度に対応するこれら製品が、今後市場にどう受け入れられるのかが注目だ。