アウディ ジャパンは5月30日、Audi TTの生産終了を記念しアウディのプレミアムコンパクトスポーツクーペの限定モデルAudi TT Coupé final editionを発表。同日より全国のアウディ正規ディーラー(121店舗、現時点)を通じて発売する。
Audi TTは、アウディのデザインアイコンモデルとして1998年に初代登場。以来3世代に渡って進化を続けてきた。そんなTTシリーズも導入からおよそ四半世紀が経過、その歴史の最終章を迎え、生産を終了する。
Audi TT Coupé final edition
今回のAudi TT Coupé final editionは、先に発表された「ラグジュアリースポーツ」をテーマに、限定モデルとしてエレガントに仕上げたAudi TTS Coupé memorial editionに続くもの。
市場から評価を得ているコンフォートパッケージ、S lineパッケージ、ブラックAudi rings &ブラックスタイリングパッケージ、RSデザインパッケージの4つのパッケージオプションと20インチホイールを標準装備した記念限定モデルとなった。
そのベースとなったのはAudi TT Coupé 45 TFSI quattroで、アルミニウムとスチールの複合構造ASF(アウディスペースフレーム)のボディに最高出力245PS、最大トルク370Nmを発揮する2.0ℓ直噴ガソリンターボエンジンを搭載。これに7速Sトロニックトランスミッションとquattro(クワトロ)4輪駆動システムを組み合わせた。
更に走行状況に応じて減衰力を制御するオプションのアウディマグネティックライドを搭載することにより、路面状況を選ばず、走りを楽しむモデルとして仕上げたという。
エクステリアはブラックで統一。S lineパッケージ、ブラックAudi rings &ブラックハイグロススタイリングパッケージ、RSデザインのリヤスポイラーやAudi Sport製20インチアルミホイール10Yスポークデザインブラックポリッシュト9J x 20 255 30、カラードブレーキキャリパー(レッド)やブラックテールパイプ、Audi Ringsデコラティブフィルムを装備した。
対するインテリアには、ビビッドなアクセントカラーを施したRSデザインパッケージにより、ダイヤモンドパターンのアルカンターラとレザーを組み合わせたSスポーツシートにレッドまたはブルーのカラーステッチとシートサイドパネルを設定した。
シートベルトエッジ、エアコンのインナーリングとセンターコンソールパネルも同様にカラーリングをおこなうことでインテリア全体をコーディネートしている。
これらに加えコンフォートパッケージ(シートヒーター(フロント)、センターアームレスト、アウディサイドアシスト、アウディパーキングシステム(フロント/リヤ)、リヤビューカメラ、アウディホールドアシスト、エクステンデッドアルミニウムルックインテリア)やマトリクスLEDヘッドライト、クルーズコントロール、プライバシーガラスなどのパッケージを標準装備としている。
ボディカラーは、グレイシアホワイトメタリック、クロノスグレーメタリック、タンゴレッドメタリック、ターボブルーの4色を設定。出荷台数は限定200台となっている。
なお今回のAudi TT Coupé final editionは、限定台数合計200台のうち、タンゴレッド25台とターボブルー25台をオンラインでの予約販売を受け付ける。オンラインでの成約記念特典は限定50足の「Audi × Onitsuka Tiger コラボレーションスニーカー」が進呈される。
オンライン販売台数:計50台(タンゴレッド25台とターボブルー25台)
オンライン販売期間:2023年5月30日から6月11日まで
オンライン成約特典:「Audi × Onitsuka Tiger コラボレーションスニーカー」
オンライン特設ページ
抽選結果は6月13日にEメールで案内される。
成約特典は2023年7月11日までの成約が条件。
成約特典の仕様や外観は予告なく変更される場合がある。
成約特典は受注生産の為、商品の発送は2023年12月中旬以降に順次発送される。
モデル:Audi TT Coupé final edition
エンジン:2.0ℓ直列4気筒DOHCターボチャージャー245PS/370Nm
トランスミッション:7速Sトロニック
駆動方式:quattro
ステアリング:右
車両本体価格(税込):7,930,000円