——どのような活動なのでしょうか
浜島氏 「従来のSEMIの活動についていえば、展示会やカンファレンスの開催、半導体製造に係る標準化のSEMIスタンダード、業界支援活動などを展開しており、我々のSEMIスタンダードにより世界のどの地域でも半導体が製造できるようになっています。
また、これらに加えて、近年、力を入れ始めているのがアプリケーション分野の情報提供などの活動です。現在、5つのアプリケーション・テーマを設定し、本部とともにビジョンの共有化を進めているところです」
——5つのアプリケーション・テーマはどのような区分になっているのでしょうか
浜島氏 「IoT(モノのインターネット)、ファクトリー、ヘルスケア、それに全てのテーマに係る分野としてデータがあります。
そして、最後に我々がいま最もフォーカスしているのがトランスポーテーションの領域です。自動運転、コネクテッド、シェアリングなど、最も話題になっている分野であり、クルマにとどまらずTAAS(トランスポーテーション・アズ・ア・サービス)として様々な発展の可能性を秘めているといえるでしょう」