新型「セレナ」e-POWER LUXION
日産自動車は4月13日、来たる20日に新型「セレナe-POWER」を発売する。ちなみに同e-POWER車は、受注開始から2万台を突破。加えてセレナは1991年に初代モデルを発売して以降、国内での累計販売台数が200万台に到達した。
この新型「セレナ」は、昨年11月28日にフルチェンジを果たしたもの。ガソリンエンジン搭載車は既に昨年冬より販売されているが、今回のe-POWER車は、新型車発表会見に於いて今春発売がアナウンスされていた。
セレナe-POWERは、新開発の1.4L e-POWER専用エンジンと第2世代〝e-POWER〟を組み合わせた最新鋭仕様となっている。
これにナビと連携しながらエンジン作動タイミングを制御するエネルギーマネジメント技術を組み合わせてエンジンの作動頻度を低減を実現。エンジンの作動音を抑制しつつ、パワフルな加速性能を実現したという。
またセンターピラーインナーなど複数の骨格車体部品に、製造時のCO2排出量をマスバランス方式(部品素材で低CO2特性を持つ原料と最適投入し、適切な素材作りを行う手法)により100%削減させた低CO2高炉鋼材を新たに採用。結果、車体の遮音性能も高めて、後部座席の乗員とも会話のしやすい静かさを実現させているとした。
なお日産によるとe-POWER車は、セレナ発注の約半数以上の顧客から支持され、更に15%以上が最上位グレードのLUXION(ルキシオン)を選択していると話している。
人気のボディカラーはプリズムホワイト。次いでダイヤモンドブラック、2トーンではプリズムホワイト/スーパーブラックが選ばれている。