三菱自動車は2月9日、新型クロスオーバーSUV「アウトランダー(12月16日発売)」のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの累計受注台数が、昨年10月28日の先行受注開始から約3カ月(2月5日時点)で1万台超と、先代モデルの年間販売台数(約1万1,000台)に迫る勢いであることを発表した(販売計画1,000台/月)。
その購入傾向は、「今回新たに三菱自動車のPHEVを購入した人」が約8割で、最上級グレード「P」の割合が約8割。「PHEVシステムによる環境にやさしく、滑らかで力強く静かな走り」、「ツインモーター4WDによる様々な天候や路面における安心感の高い走り」、「非常時やアウトドアで役立つ給電機能」等で、高い評価を得ていると云う。
三菱自動車では、昨今のカーボンニュートラルへの関心の高まり、補助金や優遇税制などもこの好調を支える原因になっていると分析している。
今回の受注実績を受けて、国内営業本部長の石川善太氏は、以下のように話している。
「想定を大きく上回るお客様から支持をいただき、電動車を購入の候補として考えるお客様が着実に増えてきていると共に、日常はEV、遠出はハイブリッドで走りを楽しめ、CO2 の削減にも貢献できるPHEVは、この時代の最適解であることに共感いただけたと実感しています。新型『アウトランダー』のPHEVモデルに加え、『エクリプス クロス』のPHEVモデル、2022年度初頭に投入予定の新世代の軽EV、そして秋ごろに販売再開を予定している『ミニキャブ・ミーブ』を含めた電動車ラインアップで、さらに多くのお客様のニーズにお応えしていきます」。
■(三菱自動車)アウトランダー PHEVモデル:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/