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2023年2月7日【自動車・販売】

新生ランチアのCIとショールーム、伊ミラノから始動

坂上 賢治

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114の歴史を持つランチア(Lancia)の新CI(コーポレート・アイデンティティ)を備えた最初のショールームが2月6日(イタリア時間)、ミラノのガッタメラータ通りの「Stellantis & You」ディーラー内にオープンした。

 

 

新しい色彩、新しいロゴでデザインされた新CIは、新型イプシロンの発売に向けて2024年半ば迄に、イタリア国内とイタリア外のディーラーネットワークでも反映される予定。

 

またイタリアンエレガンスの体現を目指すショールームは、オンラインとオフラインの両方の顧客からの訪問を受け付ける。そのためにオンラインでは没入型のデジタル体験も提供。モビリティの未来をしていくという。

 

 

ランチアブランドCEOのルカ ナポリターノ氏は「新しいランチアのコーポレート・アイデンティティの浸透はミラノから始まり、今年の終わりまでにイタリア国内の販売ネットワークの50%で導入される予定です。

 

更に今から1年後には発売され、2024年半ば迄に国外でも発売される新型イプシロンの投入に間に合うように店舗自体の刷新プロセスも完了させる計画です。

 

 

この新しいコーポレートアイデンティティの浸透計画は、ランチア10年計画の4本柱である〝品質〟〝電化〟〝持続可能性〟〝独自の顧客体験〟を提供する事を目的としています。

 

そして今日、エレガントな外観と居心地の良い内装を持つ新しいショールームの完成で、ようやくお客様をお迎えする準備が整いつつあります。

 

店舗は、イタリアが触発した素材・色・細部へのこだわりを介して、ランチアならではの家庭的な雰囲気も併せて提供したいと思っています。

 

それゆえ施設のアプローチ部分は、建物を囲む花壇によって彩られ、店内に入ると典型的なイタリアの家庭的な雰囲気を提供するべく暖かな印象の調度品に囲まれており、お客様はランチアの世界を堪能出来る事でしょう。

 

 

ショールーム全体は、明るい色とダークな色を組み合わせて上質さを訴求。本来ブランド自体が持つ高級感を表現すると同時に、高品位なイタリアの家に似せた作りとしています。

 

なおミラノの旗艦店に続いて、2023年の第2四半期にイタリアの他の都市でも店舗網の更新が続けられます。目標は2023年末までにイタリアのネットワークの少なくとも50%を刷新し、2024年第2四半期までに全店のリニューアル達成を目指しています。

 

 

一方、世界規模の新コーポレート・アイデンティティの導入については、2024年の第1四半期に海外で開始され、2024年半ばまでに欧州全域へ拡大させて行きます。

 

ちなみにイタリア以外でもオンライン販売チャネルの拡充に注力し、お客様は快適な自宅からオンラインを通してバーチャルショップにアクセスし、販売員の専門的なサポートを受けながら、実際のショールームと同じ環境でブランド価値を体験出来るようになります」と話している。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。