アウディ ジャパンは8月3日、マティアス シェーパースが、9月1日付けで代表取締役社長に就任することを発表した。
マティアス シェーパースは、2002年にアウディ(ドイツ本社)に入社し、日本を含むアジア地区の担当として卸売りや小売りで経験を積んだのち、2011年にアウディ ジャパンの営業本部長兼ネットワーク開発部長に就任、アウディの日本での販売の躍進とネットワークの拡大に貢献した。
2016年1月に、アウディジャパンの100%子会社(当時)であるアウディ ジャパン販売株式会社の代表取締役社長に就任。日本で最大のアウディ販売会社で販売現場での経験を深めながら、特にアフターセールスや顧客満足の向上に注力した。
2018年9月には、台湾におけるフォルクスワーゲングループブランド車のインポーターであるAudi Volkswagen Taiwanの代表取締役およびアウディ事業の総責任者に就任。台湾におけるアウディをはじめとするグループブランドの存在感を高めた。
シェーパースは、「日本に戻ってきて、前任者が推進してきた顧客の購入体験と満足度の向上にむけた努力を継続できることを楽しみにしています。また私は、サステイナブルなモビリティの実現にとても強い情熱を持っており、自動車メーカーとしての共通の責任を強く意識しています。アウディブランドが日本における持続可能なプレミアムモビリティのリーダーとなり、電気自動車の存在感の向上と普及に寄与し、日本の野心的な脱炭素化の取り組みにアウディとして貢献することに注力していきます」と述べている。