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2017年12月7日【自動車・販売】

光岡自動車 、「ライク-P3」 を大阪モーターショーで初公開

NEXT MOBILITY編集部

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光岡自動車は、2017年12月8日から11日までの4日間、インテックス大阪で開催される「第10回 大阪モーターショー」の会場で、新型の3輪電気自動車「Like-P3(ライク-P3)」を初公開する。

 

 

「Like-P3」は、2011年に誕生した「Like-T3(ライク-T3)」の派生モデルとして誕生。

 

2人乗り+荷台(最大積載量100kg)の荷物運搬用途目的に開発した「Like-T3」に対して、「Like-P3」は、「人の移動」を主体に開発された4人乗りモデル。250cc以下の側車付軽2輪車として扱われるこの3輪EVは、軽自動車と、原付四輪車の中間的な位置づけとなる。

 

「Like-P3」は、リアオーバーハングに電池を搭載するなど、より限りなく後輪軸への荷重配分を考慮した設計で、安全性を確保。最大安定傾斜角42度を実現したことで、3輪とは思えぬ程の安定性を可能にしたと云う。

 

また、3輪にすることで最小回転半径2.3m を実現。電動駆動の特徴である力強い加速を活かし、公道での混合交通にも支障なく対応。同社では、環境に優しく、静粛性の高い、「Like-P3」の活用範囲が広がるものと期待している。

 

 

光岡自動車では、「Like-P3」を、観光地の周遊用途や大型施設でのサポートカーとして、また、老若男女問わず使える簡便な乗り物として、高齢化・過疎化地域における移動の手段として提供できると考え、大阪モーターショーの会場で、需要の模索をしていくとコメントしている。

 

 

[大阪モーターショー展示概要]

 

・展示場所:大阪府立大学 次世代電動車両開発研究センターブース内 (4号館4-17)
・開催期間:2017年12月8日(金)から11日まで(月)
・会場:インテックス大阪 (大阪市住之江区南港北1-5-102)
・展示車輌:「Like-P3」 1 台、 「Like-T3」 1 台

 

[車輌概要]

 

・車名:ミツオカ Like-P3
・駆動方法:後輪駆動
・車輪数:3(前輪1輪、後2輪)
・寸法:全長 2,485×全幅 1,170×全高 1,075mm
・ホイールベース:1,610mm
・乗車定員:4 名
・最小回転半径:2.3m
・航続距離 : 約 60km(40km/h 定地走行時)
・バッテリー種:リチウムイオン
・バッテリー定格電圧:72V
・総定格電力量:4.3kWh
・充電器電源電圧:AC100V
・充電時間:最大約 6 時間
・定格出力:3.0kW
・最高出力:5.6kW
・減速比 : 5.98
・発売時期:未定
・販売価格:未定

 

第10回 大阪モーターショー:http://www.osaka-motorshow.com/

 

光岡自動車: http://www.mitsuoka-motor.com

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。