三菱自動車工業(以下「三菱自動車」)は10月20日、新型クロスオーバーSUV『アウトランダー』のプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルが、公益財団法人日本デザイン振興会の主催する2021年度のグッドデザイン賞を受賞したことを発表した。
三菱自動車によると、新型『アウトランダー』のPHEVモデルは、「威風堂堂」をコンセプトに、3列7人乗りを実現したことによるSUVとしての魅力、力強く滑らかな加速とあらゆる走行状況で安全・安心で快適な走りといった電動車としての魅力の双方を大幅に高めている。
デザインにおいては、機能美を力強く表現した三菱自動車独自のSUVデザインをベースに、新たなコンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」を掲げ、堂々とした存在感のある佇まい、大地を踏みしめる力強さ、新しい一歩を踏み出す頼もしさを全身で表現したエクステリアに。また、インテリアでは走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調で力強い造形のインストルメントパネル「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」を採用し、芯が通った力強さと開放感を表現することで、上質で先進的な室内空間とした。
■審査員評価コメント
プラットフォームを全面的に見直した新型アウトランダーは、3列目シートを加えられる広い室内空間を持つPHEVのSUVとなった。インテリアと車体デザインに水平基調を取り入れ、力強さとシャープさを増している。これだけの高級感、走行性能、環境性能、室内空間をもちながら、販売価格は抑えられており、SUV人気が続く中、環境リテラシーの高い人を含む幅広いユーザーに選択されるものと思われる。