三菱自動車工業は11月4日、軽スーパーハイトワゴンの新型車「デリカミニ」のスペシャルサイトを同日開設し、エクステリアデザインを初披露した。投入は、初代「デリカ」の発売から55周年となる来年初夏を計画、「東京オートサロン2023」にも参考出品される予定だと云う。
デリカミニは、SUVの走破性とMPVの居住性を融合させた三菱ならではのオールラウンドミニバンである「デリカ」シリーズの世界観を軽スーパーハイトワゴンに詰め込んだ、“DAILY ADVENTURE(毎日の冒険)”をデザインテーマにしたSUVらしい力強いスタイリングの軽スーパーハイトワゴン。
力強さと安心感を表現する「ダイナミックシールド」に、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを組み合わせ、凛としながらも親しみやすい表情に、フロントバンパーとテールゲートガーニッシュに立体的な「DELICA」ロゴを採用。また、ブラックのホイールアーチや、前後バンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状を採用するなど、「デリカ」ならではのSUVらしい走破性を表現。加えて、アルミホイールを、タフさを表現する形状としつつも、スタイリッシュさを持ち合わせるダークシルバー塗装とすることで足元を引き締めた。
ボディカラーには、そのコンセプトに合わせて、都会からアウトドアレジャーまであらゆるシーンに馴染むよう開発された新色「アッシュグリーンメタリック」を採用する。
[三菱デリカについて]
デリカの歴史は、1968年発売の「デリカトラック」に始まる。デリカには翌年の69年、バンタイプの「デリカバン」が追加され、乗用車モデルの「デリカコーチ」も設定。「人と物を安心・安全に目的地まで運ぶクルマ」として三菱自動車の代表的な車種となる。
その後、79年の2代目「デリカ スターワゴン」、86年の3代目「デリカスターワゴン」、94年の4代目「デリカスペースギア」には本格的な4WDシステムが採用され、悪路走破性を備えたワンボックス車という“デリカ”のイメージが世間に広く知られるようになった。
現行の5代目「デリカD:5(2007年発売)」は、独創的なデザインも相まって、ユニークなオールラウンドミニバンとして、アウトドアレジャーのみならず様々なユーザーに愛用されている。
(三菱自動車)新型デリカミニ・スペシャルサイトより。
■(三菱自動車)新型デリカミニ・スペシャルサイト:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/special/teaser/