(写真左から)アルン・プラス社:Managing Director、エカチャイ・イムサクン氏、PTT:Senior Executive Vice President、チューチャイ・ブーンチューチュアイ氏、PTT:Chief New Business and Infrastructure Officer、ブラニン・ラッタナソンバット氏、三菱自動車:執行役員、告野 昌樹、MMTh:取締役会長、辻昇氏
三菱自動車工業とミツビシ・モーターズ(タイランド)・カンパニー・リミテッド(MMTh)は5月8日、タイ石油公社(PTT)並びにPTTのEV関連事業の統括会社であるアルン・プラス社と、パートナーシップ構築に向けて協議を開始することに合意した。
4社は今後、タイにおける電動車の生産、販売、輸出、関連サービス事業の電動車事業に関する協業検討を開始し、タイに於けるカーボンニュートラル実現への貢献に取り組む。
PTTは、タイのエネルギー業界に於けるリーディングカンパニーとして長年業界を牽引してきた。
エネルギー業界や自動車市場における豊富な知見を持ち、EVエコシステム構想を掲げるPTTと、電動車戦略を推進する三菱自動車との間には、電動車生産やEVモビリティサービス事業など、様々な協業の機会があると考えているという。
今合意にあたり、三菱自動車工業・代表執行役社長の加藤 隆雄氏は、「三菱自動車にとってタイは最重要拠点のひとつであり、これまで60年以上に亘って自動車の生産、販売、輸出といった自動車事業を通じてタイ経済の発展に貢献をしてきた。
この度の協業を実現することにより、4社の持つ経験やリソースを最大限に活用することが可能となる。PTTと共にタイのさらなる産業発展とカーボンニュートラル政策への貢献を目指して参ります」と述べた。