三菱自動車工業は、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」のデザインを一新するとともに、同社としては2車種目となるPHEV(プラグインハイブリッドEV)モデルを新たに設定する。発売は、今年度内を予定している。
2017年に発売され、現在グローバル展開されているエクリプス クロスは、クーペフォルムとSUVの機動力を融合した、クロスオーバーSUV。今回のモデルチェンジでは、フロントフェイスとリヤ周りのデザインが大幅に変更され、上質感を高めつつもクーペSUVならではの流麗なフォルムに仕上げられたと云う。
そのデザインについて、三菱自動車デザイン本部長の渡辺誠二氏は、以下のように話している。
「この新しいデザインは、『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT(*1)』のエッセンスを用い、従来から持つ力強さやダイナミックさをキープしつつ、クーペSUVらしい流麗さやエレガントさを強化しました。新型『エクリプス クロス』を、新しい三菱デザインの第一弾として位置づけています」。
また新型では、従来のエンジンモデルに加え、三菱自動車としては2車種目となるPHEVモデルを新たに設定。2013年の発売以来、グローバルで累計26万台以上が販売(*2)され、プラグインハイブリッドカテゴリーにおいて世界最多販売台数(*3)を誇る「アウトランダーPHEV」で磨き上げられたPHEVシステムを、エクリプス クロス専用に最適化して搭載する。
*1:高性能な完全電動SUVコンセプトを具現化したプロトタイプで、三菱自動車のこれからのクルマづくりの方向性を示唆している。
*2:2020年8月末時点。
*3:2013年1月~2020年3月累計販売台数。三菱自動車調べ。
■(三菱自動車)新型エクリプスクロス・スペシャルサイト:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/eclipse-cross/special/index.html