三菱自動車工業(以下、三菱自動車)は8月26日、軽商用車『ミニキャブ トラック』の安全装備を充実させ、全国の系列販売会社を通じて販売を開始した。
同社によると、『ミニキャブ トラック』は、荷台フロア長2,030mmと低い荷台床面地上高650mmにより、様々な荷物を豊富に積載可能。また、室内幅1,310mmのゆとりある室内空間やペダル操作のしやすい広い足元空間を確保しているため運転しやすく、広いドア開口部と低いシート座面により良好な乗降性を実現している。さらに最小回転半径3.6mと小回りがきくショートホイールベースで、悪路での走破性、積載時の重量バランスにも優れた軽商用車だとしている。
車両本体のメーカー希望小売価格は908,600~1,349,700円(消費税10%込)。
1.変更のポイント
(1)先進安全装備「e-Assist(運転支援機能)」やアクティブスタビリティコントロール[ASC]の標準装備グレードを拡大し、安全運転をサポート
(2)農業などでお使いいただくお客様に人気の「みのり」に、新しく3A/T車を設定、先進安全装備「e-Assist」や強化リヤサスペンション(4枚リーフスプリング)などを採用し装備を充実
2.主な変更点
(1)安全装備
・上級グレード「G」のみ標準装備としていた先進安全装備「e-Assist」を「みのり」に標準装備し安全性を強化、サポカーSワイド の対象とした。
・「G」のみ標準装備としていたアクティブスタビリティコントロール[ASC]を全グレードに標準装備、横滑りを抑え、タイヤの空転を防止することで、走行時の車両安定性を向上。
・坂道でブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える時、自動でブレーキを最大約2秒間キープするヒルスタートアシストを追加(除く「M(5M/T車)」)。
・周囲の明るさに合わせて自動でヘッドライトを点灯・消灯するオートライトコントロールを全グレードに標準装備、ヘッドライトのつけ忘れを防止。
(2)機能装備
・「みのり」に強化リヤサスペンション(4枚リーフスプリング)を標準装備し、積載時の安定性を高めた。
・デフロック非装着車にぬかるみ脱出アシスト(ブレーキLSDトラクションコントロール)を標準装備し、泥濘路などでの脱出性を高めた(除く「G(5M/T車)」、「みのり(5M/T車)」)。
(3)エクステリア
・「G」のみに採用していたメッキフロントガーニッシュを全グレードに採用。