三菱自動車工業は2月18日、2020年の欧州市場において、『アウトランダーPHEV』がSUVタイプのプラグインハイブリッドとしては最多、またプラグインハイブリッド全体としても2番目となる26,673台*1を販売したと発表した。
*1・・・JATO Dynamics Limited調べ
『アウトランダーPHEV』は電動化技術と四輪制御技術を融合した三菱自動車のフラッグシップモデルで、特徴は、EVならではの力強く滑らかで静かな走りと優れた環境性能。ツインモーター4WDシステム及び車両運動統合制御システム「S-AWC」により、様々な天候や路面状況においても、安心・安全な運転を楽しむことができる。
また、アウトドアレジャーや非常時において、大容量の駆動用バッテリーに蓄えた電力を、車内2カ所に設置したAC100V(最大1500W)コンセントを通して、電化製品に使用することができる。さらに、自ら発電することも可能なため、満充電・満タンの状態であれば、V2H機器を経由して一般家庭の約10日分*2の電力を供給することができる。
*2・・・供給可能電力量は三菱自動車試算による。一般家庭での一日当たりの使用電力量を約10kWh /日として算出、V2H機器等の変換効率は含まない。なお、給電機能は一部地域では装備していない。
2013年1月より世界初のSUVのプラグインハイブリッドとして日本で発売し、これまでに60ヶ国以上で販売、累計販売台数は昨年12月末時点で27万台に達している。
三菱自動車CEO 加藤隆雄コメント次のようにコメントしている。「環境意識が高く電動化が急ピッチで進む欧州において、当社の『アウトランダーPHEV』が多くのお客様にお選びいただいていることを、大変うれしく思っております。当社の命題は、得意とする環境技術をさらに強化し、4WD技術をいっそう磨き上げることで、安心感のある魅力的な商品を世界中のお客様に提供することです。当社はプラグインハイブリッドを中心にEVやハイブリッドなども含め、2030年の電動車比率を50%とする計画であり、電動車の普及を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります」