三菱自動車工業(以下「三菱自動車」)は4月14日、新型『アウトランダー』のプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルが、iFデザインアワード2022を受賞したと発表した。
三菱自動車としては初の受賞となった。
iFデザインアワードは、ドイツ・ハノーバーを本拠地とするiF International Forum Designが主催する国際的に最も権威のあるデザイン賞の一つで、68年にわたり優れたデザインを選出している。iFデザインアワード2022では、57の国と地域から応募された約11,000件のデザインを国際的に活躍するデザインの専門家が、アイデア、フォルム、機能性、差別化、インパクトの5つの基準で審査した。
<新型『アウトランダー』PHEVモデル>
新型『アウトランダー』は、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集め、新世代のプラットフォームや先進技術を活用したフラッグシップモデル。デザインにおいては、「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」をコンセプトに掲げ、エクステリアでは厚みのある水平基調のプロポーションによる存在感のある堂々とした佇まいと、飛行機の垂直尾翼をモチーフとしたDピラーで力強く軽快な走りを演出した。また、インテリアデザインでは、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調で力強い造形のインストルメントパネルを採用し、芯が通った力強さと開放感を表現しながら、素材の質感にもこだわり上質感を高めている。iFデザインアワード2022においては、新型『アウトランダー』のフォルムの美しさ、機能性、独自性の点が高く評価された。
同社デザイン本部長の渡辺誠二氏は「このような国際的に最も権威のあるデザインアワードの一つで次世代の三菱自動車らしさを具現化した新型『アウトランダー』の内外装デザインを高く評価いただき、大変光栄に思います。同モデルは昨年12月に販売を開始した国内市場でも非常にご好評をいただいており、より多くのお客様に新型『アウトランダー』の魅力をお届けできるよう、今回の受賞でさらに弾みをつけてまいります」と喜びを語った。