三菱自動車は、同社が100%出資する連結子会社の関東三菱自動車販売と東日本三菱自動車販売の4月1日付の合併を、取締役会で議決した。
合併は、関東三菱自動車販売を存続会社とする吸収合併方式。社名は、「東日本三菱自動車販売」に変更する(*1)。
両社は、2018年4月に本社間接部門(バックオフィス)を統合し、社長や役員の兼務などの組織改革を推進。
統一施策の下、既に、中古車部門の収益力アップやクレジット利用率の向上といった成果が現れていると云う。
三菱自動車は、この合併で経営資源を更に集中させ、決算業務などの重複業務を削減。両社や各店舗のノウハウを共有してシナジー効果を最大化させ、1都8県の営業地域(*2)をカバーすることにより、より高品質なサービスが提供できるようになるとしている。
また、今後も販売会社や店舗のあり方を見直していくとしている。
*1 … 3月下旬に開かれる両社の臨時株主総会の承認を経て正式に決定する。
*2 … 東京、神奈川、埼玉、茨城、山梨、長野、福島、栃木、新潟の1都8県。
[合併会社の概要]
<存続会社>
– 商号:関東三菱自動車販売株式会社
– 設立年月日:2007年7月1日
– 所在地:東京都目黒区鷹番一丁目4番7号
– 代表者:代表取締役社長 印藤 啓孝
– 資本金:100百万円
– 株主:三菱自動車工業株式会社100%
– 従業員数:1,704名(2018年12月31日現在)
<消滅会社>
– 商号:東日本三菱自動車販売株式会社
– 設立年月日:2007年7月1日
– 所在地:福島県福島市本内字中街道下14番地の1
– 代表者:代表取締役社長 印藤 啓孝
– 資本金:100百万円
– 株主:三菱自動車工業株式会社100%
– 従業員数:440名(2018年12月31日現在)