三菱自動車工業は2月16日、新型『パジェロスポーツ』*1をインドネシアで発売したと発表した。
三菱自動車工業の世界戦略車である同モデルは、本格SUV『パジェロ』で培ったオフロード性能と信頼性・耐久性を継承しながら、快適性・機能性を兼ね備えたミッドサイズSUV。今回のモデルチェンジでは洗練された力強いスタイリングと上質なインテリアを実現するとともに、8インチカラー液晶メーターやスマートフォンでも開閉できるエレクトリックテールゲートなどを新たに装備している。
*1:一部の国・地域では『モンテロスポーツ』として販売
三菱自動車工業Co-COOの矢田部陽一郎は「インドネシアは当社の事業中核地であるアセアンの中でも最重要市場の一つであり、政府やステークホルダー、そして多くのお客様に支えられ、事業開始から昨年で50年を迎えました。お客様のニーズに応え、先進的な機能装備と上質で快適なインテリアを実現した新しい『パジェロスポーツ』によって、市場でのプレゼンスをさらに高めていきたいと考えています」と述べている。
今回の新型『パジェロスポーツ』は、2015年に登場したシリーズ3代目を大幅に改良したモデル。3代目モデルの世界累計販売台数は2021年1月までに34万8千台に達し、インドネシアでの累計販売台数は約8万9千台*2に上っている。新型『パジェロスポーツ』は三菱自動車工業の同国における乗用車生産拠点であるミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシア(所在地:西ジャワ州ブカシ県)にて生産される。
*2:インドネシアにおける現行車の2016年1月~2021年1月累計販売台数。三菱自動車工業調べ