三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役CEO:加藤 隆雄、以下三菱自動車)は2月17日、同社のクロスオーバーSUVの旗艦モデル〝アウトランダー〟をフルモデルチェンジして4月から米国・カナダ・プエルトリコで発売する。(坂上 賢治)
当地に於ける車両発売に先駆けた同日、米Amazon Liveで商品紹介ビデオやカーコンフィギュレーターなどのコンテンツを織り込んだオンライン発表会を実施。北米市場に向けて刷新されたアウトランダーの魅力を訴求していくという。なおこのコンテンツは3月31日迄、Amazon Liveで視聴可能だ。
ちなみに同社は世界規模で、累計約260万台のアウトランダー(ガソリン・ディーゼル・PHVを含む2001年1月~2020年12月の累計販売台数)を販売してきた。
今回リリース先となる北米では、2002年に同社初のクロスオーバーSUVとして投入。実用性・機動力を売りに3世代に亘り愛されてきたと謳っている。
そんな4世代目となるアウトランダーは、ダイナミックシールドフロントフェイス、大径20インチタイヤとワイドボディを強調するフェンダー、タイヤを背負ったパジェロ伝統のリヤスタイルからインスピレーションを受けた個性的な造形にするなどで力強く存在感のあるスタイリングに腐心した。
また安心・安全走行性能では、キャビン周りには三菱自動車初のホットスタンプ式超高張力鋼板を採用。さらに新開発プラットフォームに加え、電子制御4WD及びS-AWCを磨いた上で新開発のドライブモードセレクターと、最高出力で約8.9%、燃料消費率(WLTCモード)で約2.6%向上させた2.5Lエンジンを組み合わせた。
加えて室内空間では、視認性と操作性を高めた液晶メーターディスプレイ(12.3インチサイズ+7インチ)や、9インチのセンターディスプレイに、スマートフォンのワイヤレス充電機能を採用するなど、使い勝手を高めたとした。
車両のリリースにあたって三菱自動車の加藤隆雄CEOは、「新型アウトランダーは威風堂々を商品コンセプトに、上質感を大幅に進化させ、行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したいというお客様に応える頼もしいクルマに仕上げました。この新型アウトランダー投入で、北米市場の販売を活性化させグローバルの成長軌道へと繋げていきたいと思います」と語っている。
https://www.amazon.com/live/broadcast/64e50625-db8c-4096-ae5f-f873233d079f