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2024年10月31日【新型車】

三菱自動車、クロスオーバーSUVアウトランダーを改良

坂上 賢治

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三菱自動車工業は10月31日、クロスオーバーSUVアウトランダーのプラグインハイブリッドEVモデル(アウトランダーPHEV)を大幅改良。同日より全国の系列販売会社で販売を開始する。

 

既に発売に先駆け先行注文の受付を開始。月販台数計画1,000台に対し約3,400台の注文を獲得しているという(10月30日時点)。

 

アウトランダーPHEVは、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めて「威風堂堂」をコンセプトとした旗艦モデル。世界初のSUVタイプで4WDのPHEVとして2013年より販売を開始。

 

SUVタイプで4WDのPHEVとして世界No.1の販売台数となっている。先の2021年12月にはフルモデルチェンジを果たし、PHEVシステムによる滑らかで力強い動力性能、ツインモーター4WDと四輪制御技術「S-AWC」からなる高い操縦安定性等が高く評価されていると謳っている。

 

また今改良では「洗練」と「上質」をテーマに、駆動用バッテリーの刷新によるEV航続距離の伸長や加速性能の向上、内外装デザインの変更や機能追加による質感の向上、ヤマハと共同開発したオーディオシステムを全グレードに採用するなどで改良を加えたとしている。

 

先の先行注文に置いては、発注顧客の約半数が最上級グレードの「P Executive Package」を選択。Pグレード以上の選択者が85%となった。なお得に「P Executive Package」専用装備のセミアニリンレザーシートや「Dynamic Sound Yamaha Ultimate(ダイナミック サウンド ヤマハ アルティメット)」に高評価を得ているともいう。

 

受注獲得にあたって三菱自動車工業の加藤 隆雄社長は、「カーボンニュートラルの実現に向け、PHEVは有力な選択肢としてグローバルで注目が高まっています。他社に先鞭をつけたアウトランダーPHEVは、今回さらに熟成を図りいっそう洗練させました。

 

EV航続距離を伸長させながら、滑らかで力強い加速性能を実現。カーボンニュートラルに貢献しながら、ドライビングプレジャーを堪能することができます。この三菱のPHEVを是非、ご体感ください」と話している。

 

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注文状況(2024年10月30日時点)
グレード別構成比
P Executive Package :52%
P :33%
G :11%
M :4%

 

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主要ボディカラー構成比
ホワイトダイヤモンド :30%
ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ :17%
ブラックダイヤモンド :10%
ムーンストーングレーメタリック :9%
ムーンストーングレーメタリック/ブラックマイカ :9%

 

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アウトランダーPHEVスペシャルサイトは以下URL
URL:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/special/index.html

 

アウトランダーPHEV車種サイトは以下URL
URL:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/index.html

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。