三菱自動車工業(以下「三菱自動車」)は12月8日、12月16日(木)に発売するクロスオーバーSUV『アウトランダー』のプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルのコネクティッドサービス「MITSUBISHI CONNECT」に、「SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付)」を採用することを発表した。
SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付)は、急病時や危険を感じた時に室内の「SOSコール」ボタンを押すことでヘルプネットオペレーションセンターにつながり、警察や消防への連携をサポートする。また、万が一の事故発生時には、エアバッグ展開と連動して自動通報し、救助が必要と判断された場合は、車両情報に基づき、迅速に緊急車両などの出動要請を行う。
それに加え、車両のコネクティッド技術を活用した救急自動通報システム「D-Call Net®」にも対応している。D-Call Net®は、交通事故発生時に車両のデータを自動で分析、死亡重傷確率を推定し、このデータを全消防本部と協力病院に通報、ドクターヘリやドクターカーの早期出動判断につなげ、交通事故での救命率向上を目指すもの。
■サービスの仕組みと流れ
・エアバッグ連動による自動発報、または簡単な操作でヘルプネットオペレーションセンターに通報
・通報者と会話、状況を確認し、必要に応じ消防・警察に連絡
・会話と同時にデータを送信、発生場所、車両情報などを迅速に伝達
・正確な位置情報・車両情報により、救急車・パトカーが素早く現場に到着(ヘルプネットオペレーションセンターから消防本部やドクターヘリ基地病院に死亡重症率を連絡。必要に応じてドクターヘリも出動)