三菱自動車工業は6月13日、軽規格のバッテリー式電気自動車(以下、軽BEV)「eKクロス EV」の先行受注が、5月20日の開始から約1カ月で月販売目標850台の4倍となる約3,400台(6月12日時点)に達したと発表した。
「eKクロス EV」の国の補助金(*1)を受けた場合の実質価格(*2)は、税込184万8,000円から。全国の系列販売会社および楽天市場店で16日より販売される。
「eKクロス EV」は、SUVテイストの軽自動車“eKクロスシリーズ(*3)”に新設定されたBEVモデル。軽自動車としての取り回しの良さや広い室内空間に、EVならではの滑らかで力強い走りと静粛性、先進の運転支援機能やコネクティッド技術、そして日常使いには十分な一充電走行距離180km(WLTCモード/*4)等を特徴とし、「G」と「P」2つのグレードを展開。
「G」グレードでは、“7インチカラー液晶メーター”や“イノベーティブペダル オペレーションモード”を備える充実装備とし、上級仕様の「P」では、それらに加えて“SOSコール”や“9インチスマートフォン連携ナビゲーション”、そして“LEDフロントフォグランプ”や“15インチアルミホイール”なども標準装備している。
受注者からは、補助金活用によるガソリン車と遜色ない実質購入金額や、日常使いに十分な航続距離と自宅で充電できる手軽さ、SUVテイストのアクティブな外観デザイン、広々とした室内空間などが好評。特に自治体独自の補助金制度が設けられた地域に住む、家族で複数台の自動車を所有する客層からの注文が活発であると云う。
また、注文客の約6割が上級グレード「P」を選択、その内86%が運転支援機能の“マイパイロット パーキング”や“マイパイロット”を含むパッケージメーカーオプション「先進安全快適パッケージ」を装着しているとのこと。
<eKクロス EVの注文状況>
■グレード別構成比
・P(57%):G(43%)
■主要メーカーオプション装着率
【P】
・先進安全快適パッケージ:86%
・プレミアムインテリアパッケージ:29%
・ルーフレール:23%
【G】
・寒冷地パッケージ:63%
・先進安全パッケージ:29%
・アクティブパッケージ:10%
■主要ボディカラー構成比
・ナチュラルアイボリーメタリック:18%
・ホワイトパール/ブラックマイカ:16%
・ミストブルーパール/カッパーメタリック:12%
・ミストブルーパール:12%
*1:令和3年度補正予算「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」および令和4年度予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象となり、550,000円の補助金が交付される。
*2:車両本体価格(メーカー希望小売価格2,398,000円~2,932,600円[消費税10%込])から補助金額を差し引いた購入金額。リサイクル料金、保険料、消費税以外の税金、届出等に伴う諸費用は含まれない。
*3:軽ハイトワゴン「eKクロス」、軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」。
*4:軽自動車及びコンパクトカーのユーザーの約8割は、1日当たりの走行距離が50km以下(三菱自動車調べ)であることから、大半のユーザーは2日間充電せずに走行できると想定。
■(三菱自動車)eKクロス EV:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x_ev/index.html
■(三菱自動車)eKクロス EV スペシャルサイト:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x_ev/special/
■三菱自動車公式楽天市場店:https://www.rakuten.ne.jp/gold/mitsubishi-motors/