三菱自動車工業(以下「三菱自動車」)は6月30日、「使用済自動車の再資源化等に関する法律(自動車リサイクル法)」に基づき、2020年度における自動車シュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目の再資源化等の実施状況を公表した。
2020年度の実施状況の概要としては、ASRの引き取り量は191,602台分(27,908トン)で、26,896トンを再資源化した結果、再資源化率は96.4%となり、法定基準値(70%)を達成した。
エアバッグ類は142,526台分(507,344個)を引き取り、再資源化率は95.1%で、法定基準値(85%)を達成。フロン類の引き取り量は167,189台分(36,034kg)となり、適正に処理している。
また、これら特定3品目の再資源化等に要した費用総額は1,678,857,580円で、資金管理法人(公益財団法人 自動車リサイクル促進センター)から払い渡しを受けた預託金総額は1,834,910,370円、全体収支は156,052,790円の黒字となった。また、2020年度は2019年度の黒字額285,997,048円のうち、185,898,081円を公益財団法人 自動車リサイクル高度化財団(J-FAR)へ拠出している。
■2020年度 特定3品目の再資源化等の実施状況
1.対象期間
2020年4月1日~2021年3月31日
2.再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況
3.再資源化の状況
(1)ASR
(2)エアバッグ類・フロン類
・エアバッグ類(エアバッグ、シートベルトプリテンショナー)
・フロン類
4.資金管理法人から払い渡しを受けた預託金及び再資源化等に要した費用 [単位:円]
(参考1)2020年度リサイクル収支から拠出の費用 [単位:円]
(参考2)再資源化等の運営に要した当社負担金とリサイクル全体収支 [単位:円]