三菱自動車工業(以下「三菱自動車」)は11月30日、1トンピックアップトラックの『トライトン』とミッドサイズSUVの『パジェロスポーツ』に特別仕様車「ラリーアート」を設定すると発表した。
今回発表する特別仕様車は、ラリーアートブランド復活第一弾となる。両モデル共通の特別装備として、エクステリアでは、往年のラリーアートモデルを彷彿とさせるサイドデカールをはじめ、三菱自動車らしさを印象付けるラリーアートロゴ入りマッドフラップを採用。標準モデルと差別化を図るべく、フロントグリル、アルミホイールはブラックで統一している。またインテリアには、ラリーアートのロゴや、オーバーロックにレッドアクセントをあしらったフロアマットを採用している。
『トライトン ラリーアート』は、『トライトン』のクラブキャブ(メガキャブ)およびダブルキャブのローライダー仕様をベースとし、共通装備をはじめ、レッドのアクセントカラーを加えたフロントバンパーガーニッシュ、ならびにベッドライナーにはラリーアートロゴをあしらい、ツートンカラーモデルにはブラックのドアミラー、ドアハンドル、リヤゲートハンドル、リヤバンパー(クラブキャブのみ)を装備。ボディカラーはソリッドホワイトとブラックルーフのツートンカラー、およびジェットブラックマイカの2色となる。
一方、『パジェロスポーツ ラリーアート』は、レッドのアクセントカラーを加えたフロントとリヤアンダーガーニッシュにはラリーアートロゴをあしらい、ツートンカラーモデルにはより引き締まった印象を与えるブラックのフェンダーアーチモールディング、ルーフレール、シャークフィンアンテナ、テールゲートスポイラーを装備。ボディカラーはホワイトダイヤモンドとブラックルーフのツートンカラー、およびジェットブラックマイカの2色を用意している。
『トライトン ラリーアート』(ダブルキャブ)
同日から12月12日までタイ・バンコクで開催される第38回タイランド・インターナショナル・モーター・エキスポ2021に出品、12月1日より販売を開始する。
社長の加藤隆雄氏は、「三菱自動車、そしてラリーアートファンのみなさまへ、ラリーアートブランドの新しい商品をお届けできる事をとても嬉しく感じております。このラリーアート復活第一弾となる特別仕様車に続き、魅力的なラリーアート商品を順次投入し、さらにはこのブランドのスピリットを感じられるような活動を検討しておりますので、新生ラリーアートにどうぞご期待ください」とコメントしている。