三菱ふそうトラック・バス（以下「ＭＦＴＢＣ」）は１月３１日、バス室内の抗ウイルス剤塗布および抗菌コーティング施工の販売開始を発表した。

また、大型路線バスでの新型コロナウイルス対策として販売中の「ウィンドバイザー」を、小型マイクロバス「ローザ」向けにも販売を開始した。

今回新たにバス向けに特別仕様での展開を開始した「抗ウイルス・抗菌コーティング : 無光触媒 ＳＫＹＢＥ-７８３」は、コスモ技研が販売し、ウイルス感染予防対策として、不特定多数の乗客が触れるバス車内のブザーやつり革、手すりなどに塗布するもの。同製品は、バス室内に散布することで、室内の付着ウイルスを１５分で９９％減少させる効果があり、一度の噴霧で年単位の効果が持続し、有害物質などの臭いも分解する消臭効果もあるという。

また、大型路線バスにおける新しい生活様式として２０２０年に販売を開始した「ウィンドバイザー」を、小型マイクロバス「ローザ」向けにも特別仕様での販売を開始した。「ウィンドバイザー」は雨天時の窓開放中に雨水の侵入を防止して車内換気を可能にするもので、後付けとして側窓部に装着が可能。窓の前側及び後ろ側に装着することで、雨天時でも雨水の室内侵入を防止して１０cm窓を開放できるという。これにより、車内外に風を通すことで車内のさらなる換気が可能に。「ローザ」向けのウィンドバイザーは、ローザ特有の窓の形に合わせた形状となり、両面テープで容易に取り付けが可能となっている。