三菱ふそうトラック・バスは8月31日、小型マイクロバス「ローザ」の新型モデルを発表した。
「ローザ」の新型モデルは、車両の運行状態をバスの運行管理者向けにリアルタイムで管理・通知するテレマティクスデバイス「バスコネクト®(Busconnect®)」を新たに搭載。「バスコネクト」は、車両の位置情報や軌跡状況の把握、車両の管理、安全運転情報や遠隔診断、ジオフェンシング機能によって、車両のトラブルを検知するテレマティクス機能で、バス運行時にトラブルが発生した際のスピード対応や、業務効率の改善、危険運転の予防などをサポートする。
また、各種法規にも対応し、J-OBD II(車載式故障診断装置システム)、ならびに加速走行騒音規制に適合した。また、明るい時間帯でも車両の被視認性を高める「デイタイムランニングライト」や、夕暮れ時のヘッドランプの点灯忘れを回避できるオートライト、助手席に座る人がシートベルトを締めていない場合にもインジケーターにて警報することで注意を促す「助手席シートベルトリマインダー」を採用。補助席のシートベルト装着義務化にも対応したほか、燃料漏れ防止基準に対応した燃料タンクを搭載した。
なお、車体カラーには、オーシャンブルー、ハニーイエローの2色を新たに追加している。
■車両スペック及び東京地区販売価格(消費税含む:税率10%)