三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、愛知県名古屋市の星崎支店と東京都の北板橋サービスセンターを大幅改装し、営業を開始した。
星崎支店は、東海・北陸地区の営業・整備を管轄する本部機能を備えた旗艦拠点で、国道1号線に面し、名古屋高速道路とのアクセスが良好なハブ拠点。一方の北板橋サービスセンターは、同様に南関東・甲信地区の営業・整備を管轄する本部機能を備え、車両センターも併設する旗艦拠点として、主に板橋区、北区、文京区、豊島区を担当している。
今回の改修では、外観をふそうディーラーコンセプトに基づいて刷新、事務所については、作業動線や労働環境を意識して全面改修し、客用の待合室も男女別に新装した。
加えて、星崎支店では、整備工場に作業性に優れる四柱リフトを導入。部品庫の拡大による在庫量の増加と併せて、アフターサービスの強化と、整備作業の効率性・安全性を向上させた。
また両拠点に、電気トラックの充電設備を新設。全世界で150台以上が稼働する電気小型トラック「eCanter」の需要拡大に備え、国内拠点への充電設備設置を、今後、順次拡充するとしている。
[拠点概要]
<星崎支店>
– 所在地:愛知県名古屋市南区星崎2-96
– ストール数:整備・板金塗装ストール 合計15ストール
<北板橋サービスセンター>
– 所在地:東京都板橋区舟渡4-7-1
– ストール数:整備・板金塗装ストール 合計19ストール
[ミライプロジェクトについて]
「ミライ」プロジェクトは、高品質なサービスを提供し、また従業員の働く環境を改善することを目的に、国内販売拠点の設備や施設の改良を「ソフト」と「ハード」を組み合わせたアプローチにより行うプロジェクト。
ソフト面では、2017年に国内販売拠点で開始した「リテールエクセレンス」と呼ぶ活動の下、整備業務のプロセス改善と販売部門社員への意識改革を促進。また、ハード面では、プロジェクトのコンセプトである「3R」(改装 -Refurbish、再建 –Rebuild、移転 -Relocate) に基づき、全販売拠点を対象に評価を行い設備と施設の改良を実施する。