三菱ふそうトラック・バス（以下、MFTBC）は１１月２９日、インドネシアの販売代理店であるKrama Yudha Tiga Berlian Motors（本社：ジャカルタ／以下、KTB社）がインドネシア最大のECサイト「Tokopedia（トコぺディア）」で販売するふそう車の販売台数が1,000台を超えたと発表した。
昨年9月に開設されたトコペディアのふそうオフィシャルストアでは、インドネシア市場向けふそうブランド車全てを販売。
KTB社は、2021年度のガイキンド・インドネシア国際オートショー（GIIAS／11月11日～21日開催）で、このオンラインストアが、新型コロナウイルスによる新たな生活様式や行動制限が続く中、同社シェアの首位維持に貢献していることについて言及した。
KTB社ではまた、この顧客とのタッチポイントのデジタル化に加えて、製品ラインアップへのデジタルソリューションの導入を積極的に展開。
現地で「コルトディーゼル」として親しまれている小型トラックの「キャンター」と中型トラック「ファイター」に、2018年から、フリートマネージャーにより車両の位置情報やタイヤの空気圧、燃料残量といった車両の運行管理、また配送業務の進捗管理を可能とするコネクティビティサービス「Runner Telematics（ランナー・テレマティクス）」を搭載したほか、それら機能を補完するアプリとして、ドライバー自らが担当業務や車両の状態、ドライバーの運転状況に関するレポートなどの情報に直接アクセスできる「Runner Driver（ランナー・ドライバー）」を投入。
ランナー・テレマティクスは既に、インドネシアで稼働するふそう車両14万4,000台以上に導入されていると云う。
インドネシアで販売されるふそうトラックは、MFTBCの川崎工場からノックダウンキットとして出荷され、東ジャカルタ市のKrama Yudha Ratu Motor（KRM社）工場で組み立てられて、三菱商事との合弁会社であるKTB社が販売。過去50年近くに亘ってインドネシアのトラック市場のリーダーであり続けるふそうにとって、KTB社は大きな役割を果たしてきたと云う。
■Krama Yudha Tiga Berlian Motors：https://ktbfuso.co.id/
■（Tokopedia）三菱ふそうオフィシャルストア：https://www.tokopedia.com/discovery/mitsubishifuso