三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は2月28日、「2025年度重量車燃費基準」に適合した大型路線バス「エアロスター」の新型モデルを発表した。「エアロスター」の新型モデルは、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門にて4月からの販売となる。
新型「エアロスター」は、自動車の省エネルギー化と環境に配慮した走りの推進を目的に2025年度を目標年度として策定された「2025年度重量車燃費基準」に適合させている。
新型「エアロスター」※撮影用特別仕様車(写真はノンステップ車)
従来モデルから高性能の小排気量エンジンを搭載することで優れた環境性能を持つ「エアロスター」は、新型モデルで転がり抵抗の低いタイヤを全車型に標準装備することで、同燃費基準に適合した。
またアイドリングによる無駄な燃料消費と排出ガスを低減するISS(アイドリングストップ&スタートシステム)を、エンジン始動時には常時作動する仕様に統一した。
更に後退時車両直後確認装置の義務付けにも対応し、車両後方のカメラの表示によって後退時の事故のリスクを軽減する「バックアイカメラ」を標準装備。バックアイカメラで車両後方の映像を車内の液晶モニターに表示し、車両後退時の視界を拡大する。
エアロスター:車両スペック及び東京地区販売価格(消費税含む:税率10%)
バックアイカメラ(新規搭載/全車標準設定):広角のバックカメラにより車両後方を液晶モニターで簡単に確認でき、車両後退時の視界を拡大する。