三菱ふそうトラック・バスは8月30日、埼玉県久喜市が8月に新たに開設した給食センターの業務全般を請け負っている東洋食品に、電気小型トラック「eCanter」1台を納車したと発表した。
久喜市は持続可能で活力あるまちづくりを目指し、環境問題に積極的に取り組む。2021年4月には、2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」宣言を行い、その取り組みの一つとして「次世代自動車の普及促進」を掲げている。
この取り組みの一環として、久喜市は学校給食センターの新設に合わせ、給食配送車両の1台に電気自動車を導入することとし、MFTBCのeCanterを採用した。
■久喜市長 梅田 修一 コメント
「久喜市では、『太陽光発電の積極的導入』、『地域新電力会社の設立』、『次世代自動車の普及促進』を掲げ、令和3年4月22日に「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。その一環として、令和3年8月に開設した久喜市立学校給食センターでは、配送車両のうち1台に日本で初めて電気自動車を導入いたしました。学校給食における電気自動車の導入は、地球環境に配慮するだけでなく、児童生徒へのゼロカーボンシティに対する関心を高める効果も期待できます。今後におきましても、公用車のEV化をはじめとする次世代自動車への計画的転換などゼロカーボンシティの実現に向けて、取り組んでまいります。」